身近な「時間と心のゆとり」アドバイザーのあつやです。自分自身が時間をうまく活用できなくて困ったり、あがり症・人見知り・引っ込み思案で悩んだりゆとりがなかった経験から、専門の心理学や時間学の知識を活かして、ブログやHP・SNSなどで解決策を共有したり、本や小冊子で伝えています。
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ライフスタイルとして行動が習慣化されていないので長続きせず、成果につながらないから
そして時間術にとってもっとも手強いのが「習慣化」するまでの道のりです。心理学や行動学では、人は3週間(約20日間)同じ行動をくり返すと習慣化されると言われていますが、なかなかそれが難しく、習慣化するまでに失敗することが多いのです。
ほとんどの人が「三日坊主」だったり、1週間か10日ぐらいで挫折してしまいます。私もそうですが、新しい習慣はなかなか定着しません。
これはあたりまえのことで、人間の心理的特徴や行動パターンはみんなほぼ同じですから、普通に始めたら習慣として身に着かないものなのです。だから成果につながらないのです。
いつも真正面から「語学」「勉強」「トレーニング」などに取り組み始めて、すぐ挫折するのは誰でも経験があります。あなただけ特別ではないのです。
これに対抗するには「続けるための仕組みづくり」です。仕組みを使って習慣化するのが最も近道です。
仕組みは、「自働化」「パターン化」「ツール」の組み合わせで、あれこれ考えなくてもすぐ動けるワザです。簡単でわかりやすいものから始め、いずれ自分の「ライフスタイル」になるまで定着させれば大成功です。とにかく楽に続けられるようにしていきましょう。
また、「途中で時間泥棒のようなジャマが入る」「自分の中でモティベーションが上がらないから続かない」という話もよく聞きますが、行動の習慣化をジャマする時間泥棒退治や先延ばしぐせ退治なども仕組みの力を使って乗り切りましょう。
結論として、時間を使って豊かで幸せな自分時間を過ごすためには、
①自分に問いかけて「ゴール」や「想い」をしっかり持つこと。
②「やること」「やらないこと」を決め、とにかく「やること」を減らすこと。
③仕組みを使って行動を習慣化すること。
ですので、まずそこから始めましょう。そのための前段階の準備として、
①時間の性質をとらえること。
②時間の使い方を考えること。
③(人間の心理学的、行動学的特性をふまえて)具体的な仕組みをつくって行動する
ということが近道だと思います。
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やることが多すぎて小手先のワザでは歯が立たないから
時間術がうまくいかないもう1つの原因は「やることが多い」ことです。
今のあなたは「とにかくやることが多い」のです。
「毎日バタバタしていて、時間術を使って「睡眠を減らしても」「スキマ時間を有効活用しても」「デジタルツールを活用しても」「手帳を色分けしても」なかなか楽にならない、仕事が忙しいから家に帰ったらもうヘトヘトで家のことをやっているヒマがない、散らかし放題でましてや自分の時間なんて持てない、という状態におちいっていませんか。
それなら一番大きな「仕事」を減らしましょう。
「そんなことできるわけない」「納期もあるし、責任もあるし、相手もあることだから」と思いますよね。
でも本当にそうなのでしょうか。本当に1つ残らず全部やらなければいけないのでしょうか。
まずそこを疑ってみてください。中にはやらなくてよいこともあるのではないでしょうか。
確かに今の状況であれば、とにかく相手するタスクが多すぎて、どんなにすごい時間術のワザや便利なツールを使ってとしても「焼け石に水」、むしろ慣れないワザやツールに「余計なテマヒマ」がかかるのではないでしょうか。これではうまくいきません。
「千手観音を相手に百人組手をする」ようなものです。小手先のワザでは防戦一方でうまくいきません。ですから、まず「タスク」自体を減らすことを考えましょう。
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なぜ時間術だけでは失敗するのか ―誰もが失敗を経験している―
1.「はっきりとしたゴール」や「強い想い」を持っていないから
なぜ時間術だけでは失敗するのでしょうか。それは「時間があったら何がしたいか」そして「何のためにしたいのか」が明確でないからです。
つまり、「はっきりとしたゴール」や「強い想い」が見えていないから流されてしまうのです。そして小手先の「ワザ」や「テクニック」だけに頼るから成果があがらないのです。
まず「はっきりとしたゴール」を決めないとどこに向かってよいかわかりません。
あたりまえすぎて「ゴールを決めないで動き出すわけない」と思うかも知れませんが、普段私たちはよくこのようなことをしてしまいます。あなたにも経験がありませんか。もっとも多いのが「語学」「勉強」「トレーニング」です。「まわりがやっているから」「何かよさそうな気がする」「やった方がよいかな」といった「なんとなく」の気持ちで始めてしまうと三日坊主で終わってしまいます。「何がしたいのか」しっかり「自分ごと」としてゴールを決めましょう。
また「何のためにしたいか」という「強い想い」が重要です。
たとえば、同じ「旅行に行く」という行動でも、その時々で「想い」が違うことがあります。先ほどの「私の本当の3つの気持ち」をあてはめてみると、いずれも「旅行に行く」という行動につながるのですが、「何のため」ということを考えるとその「想い」が違う場合があるということに気づくと思います。
自分の「好きなこと、やりたいことをする時間を持ちたい」のか、「家族(大切な人)との時間を持ちたい」のか、「ゆったりとした気持ちになる、ゆとりの時間を持ちたい」のかにより、計画やダンドリが変わってくるのです。このうち今回の旅行はどういう「想い」で行くのか、それを強く持ちましょう。
そして、「時間術」というのは、単にその間をつないでいく手段、方法、技術なのです。いろいろなワザ、テクニック、方法論、ツールがありますが、結論としてはどれを選んでもよく、その中から自分に合ったものを選べばよいのです。
ただ「ワザ」や「テクニック」に頼るだけでは失敗します。つまり単に「時間を節約する」「時間をつくる」「時間を上手に使う」だけでは「ゴール」も「想い」もないので、その時間を使って「何がしたいか」「何のためにするのか」をきちんと考えることが大切です。
また時間術それ自体が目的化しないように気をつけなければいけません。そして時間術を使ったことだけで満足してはいけません。
私たちは、「時間をうまく使うために生きている」のではありません。
いくら本やマニュアルを読んで時間をうまく使うことを覚えても、そのこと自体を目的やゴールにしているのでは本末転倒です。自分の本当のゴールをしっかり見きわめましょう。
もう一度言います。「楽しくよりよく生きる」ために「時間を使う」のであって、「時間をうまく使うため」に「生きている」のではないのです。
じつは、時間術以外の他のライフハックスの分野でも同じようなことが言えるのです。
いくつか例をあげてみると、
「モノと道具の使い方術」では、モノや道具は単に持っているだけでは意味がなく、それを使って何かを成し遂げるために道具を使うのです。
「片付け・整理術」では、単に片付けたり捨てたり整理するだけでは意味がなく、モノを使いやすく、そして生活しやすくするためにします。
「人づきあい術・人脈術」では、ただやみくもに名刺をたくさん集めるだけ、ブログやSNSで知り合いを増やすだけでは意味がなく、それを人生に活かし、お互いを豊かにすることが大切です。
「読書術」では、単に本をたくさん読むだけではなく、読んだ本をどう自分の人生に活かしていくかが大切です。
「勉強術」では、ただ勉強して何かを覚えるだけではなく、どう次の知恵につなげていくかが大切です。
このように、「ゴール」や「想い」がなく、ただワザやテクニックに頼ると、時間術は失敗に終わります。
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ワーク・ライフ・パーソナルバランスがとれないと、ゆとりがなく、楽しくない
私たちは人生において、「仕事人」「家庭人」「個人」という3つのキャラクターを同時に持っています。「3つの時間」のどれも自分の時間です。その3つがうまくバランスがとれていると豊かで幸せな時間を過ごせるのですが、現代の私たちはなかなかバランスがとれていないのが現状ではないでしょうか。
バランスが悪い原因はずばり「やることが多い」ということです。そしてその「やること」大半は「ワーク」(タスク)なのです。
ほとんどの人が一日の中で「ワーク」(仕事)の部分が大きくなりすぎてしまった生活をしています。このためいつも時間に追われ、時間不足(実際は「時間不足感」)にさいなまれています。「ワーク」が大きくなりすぎると、それに押しつぶされて「何のために働くのか」「何でここまでして働かなければいけないのか」と考えてしまいがちです。
この対処法として、唯一効果があるのは、ワーク・ライフ・パーソナルバランスをとるために「ワーク」の比率を下げることです。その中でも特に「タスク」を減らすことが不可欠です。
ほとんどの人が自分の時間の中に「もうこれ以上詰め込めない状態」なのに、「ワーク」の比率をさげることをせずに、そこに「ライフ」や「パーソナル」を無理やりつめ込もうとするから失敗するのです。全体の総量を見てとにかくまず「ワーク」を減らしましょう。
ビジネスマンだけではありません、自営業、専業家庭人、経営者、在宅ワーカーなどを考えてみてください。「自宅」が「職場」になっている場合、「ワーク」と「ライフ」、「パーソナル」の線引きが難しくなり、どの時間が「ワーク」なのかわからなくなることがあります。
仕事が忙しければますますその傾向が強くなり「ワーク」の比率が高くなりがちです。そして「ワーク」が大きくなりすぎて「ライフ」や「パーソナル」がほとんどない状態になることがあります。
ですから「ワーク」を減らし、逆にプライベートを充実させると、人生や生活に「ゆとり」や「メリハリ」ができます。プライベートの中には、「ライフ」と「パーソナル」の部分があるので、それぞれを充実させることが大切です。「パーソナル」まで充実してくると人生がとても楽しくなります。アクティブに活動したり、「ゆとりの時間」を持ったりしましょう。そして、その中でも特に「ゆとり」の時間は大切です。
「リラックス」や「いやし」「あえて何もしない時間」は「至福の時」ですから意識的に持つようにするとよいと思います。私は「音楽」「コーヒー」「散歩」などの時間を持つようにしています。つまり「パーソナル」自体にも「ONとOFF」のバランスが必要なのです。
ですから「バランス」と「ONとOFF」の両方を考えてみるとうまくいくと思います。
「ワーク(仕事)」「ライフ(家族)」「パーソナル(個人)」というバランスがとれてこその人生です。そして、「ゆとりを持つ」さらに「楽しく過ごす」というハイレベルなことができるようになれば、一人前の「時間使い」です。あなたもぜひそうなってください。
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なぜ「ライフ」と「パーソナル」が大切なのか
「あらためて説明する必要はない」と言われるかもしれませんが、実際に今、私たちの生活は「ワーク」中心になってはいませんか。
また「朝時間」も「アフター5」も「休日」も、頭の中は1日中「ワーク」だらけということはありませんか。
そして「でも仕事だから仕方ない」「仕事が優先だから」と自分自身に言い聞かせていませんか。
子どもの頃を想い出してみてください。私たちの中には、はじめは「パーソナル」な世界しかありませんでした。
「ものごころ」がついてしばらくの間、毎日自分の世界で好きなことをして、楽しく遊んでいました。母親も自分中心に動いてくれるし、お友だちと遊んでいても自分の好きなことをしていられました。
とても楽しくてあたたかい、まさに「パーソナル」な世界です。
そのうち、家族それぞれに用事や人格があることを知ったり、家族でお出かけをしたり、「父の日」「母の日」「敬老の日」「お誕生日」などお互いに感謝したり、祝ったり、プレゼントをしたりするようになり、家族との関わり、つまり「ライフ」の世界を意識するようになりました。
そして、小学生ぐらいになると、学校の勉強や習い事など、1日や1週間の予定、時間割、スケジュール(アポイント)とともにさまざまな課題(やること・タスク)が出てきます。
この辺から私たちは少しずつ「アポイント」や「タスク」とつき合うようになるのです。つまり「ワーク」の世界に入ってくるのです。
やがて成長し大人になると、いつの間にか「ワーク」中心の生活となり、相対的にどんどん「ライフ」と「パーソナル」の時間が小さくなってしまいます。
時々「子どもの頃はよかったなぁ」とか「もう一度子どもの頃に戻りたいなぁ」などと思うことはありませんか。それはきっと「ワーク」の部分が大きくなりすぎて、心が疲れているのです。「本当の自分」が悲鳴をあげているのかもしれません。
もしそうならば、(本当に子どもの頃に戻ることはできませんが、)少し「ライフ」や「パーソナル」の時間を増やして、「本当の自分」を取り戻してみてはいかがでしょうか。
そのためにこれから「時間の不思議な性質」や「使い方のコツ」などをお話ししていきますが、それはすべて「本当の自分がしたいと想うことをするためへの道のり」だと思ってください。
「ワーク」の世界の「重たい鎧」を脱ぎ捨てて、「本当の自分の心」に近づいていくととてもあたたかく、リラックスしたやさしい世界が待っています。少しでも多くそんな時間がほしいと思いませんか。
「本当の自分」「等身大の自分」は、じつは「ライフ」や「パーソナル」の中にいるのです。特に「パーソナル」の世界は「素直で」「純粋で」「天真爛漫で」「わがままな(あるがままの)」自分の世界です。「気楽で」「ほっとする」あたたかい世界です。人生の中でもしこの世界がなければ、自分が自分でなくなってしまいます。本当の自分はそこにいるのです。ですから「ライフ」と「パーソナル」は大切なのです。今こそ「ライフ」と「パーソナル」の時間を増やし、本当の自分を取り戻しましょう。
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