身近な「時間と心のゆとり」アドバイザーのあつやです。自分自身が時間をうまく活用できなくて困ったり、あがり症・人見知り・引っ込み思案で悩んだりゆとりがなかった経験から、専門の心理学や時間学の知識を活かして、ブログやHP・SNSなどで解決策を共有したり、本や小冊子で伝えています。
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時間雑感 ―日々のひとこと、つぶやき―
ここまでお読みいただきありがとうございました。
この章は「附録」として、この本の流れとは直接関係しないのですが、私が普段、ホームページ、ブログ、ツイッター、フェイスブックなどのサイバーネットワークを通じてみなさんにお伝えしているエッセンスを少しだけご披露いたします。
前著「人生が爽やかに変わる時間術」でも100のチェックリストで少しとりあげたものもあります。
日常的なささいなことなのですが、やってみると効果があるものが多いと思います。
普段私が思っていることをとりとめもなく書いてみましたので、リラックスした気持ちでお読みいただき何かヒントを見つけていただければと思います。
「命」、「時間」、「お金」そして「人生」
「命」と引き換えに「時間」を得る、「時間」を売って「お金」を得る、
「人の時間」を「お金」で買う、「時間」と「お金」で「人生」を創る。
だから大切に使う。
「命」を「時間」に換え、「時間」を売って「お金」を得ている。それが『時給』の意味、つまり「命の値段」
自分が病気になって余命宣告をされた時、たとえば「あと三か月」と言われたら、時給1000円で働けるだろうか。たとえ1000円払ってでも一時間長く生きたいと思わないだろうか。
今の一時間も死ぬ前の一時間も同じ一時間である。だから今を大切にしたい。
時間を買う意味は、その成果物を自分がかけている時間より短時間に効率的に得られるということにある。それが対価として高いか安いかは自分で決める。
「ほんのひとかけらの時間」は意識していないが、やがて「人生」という大きな塊となる。あたかも一枚一枚の薄い紙を積み重ねて一冊の本をつくるように。
空っぽの時を積み重ねていくと空っぽの人生、白紙のページを積み重ねていくと真っ白で何も書かれていない本ができあがる。
もし自分の「命のろうそく」を見てしまったら、どちらにしても「努力しない人」になってしまうだろう。
同じようにタイムマシンで「未来の自分」を見てしまったら、やはり「努力しない人」になってしまうだろう。
いつ終わるかわからない限りある命だからこそ、人は前向きに努力することができるのである。
時間を元に戻すことはできない。仮にタイムマシンで過去に行けたとしても、すでに過去を知っている自分にとっては、その過去は「今」になってしまったのだから。
本当に過去に戻れたとしたら、過去のことを知らない自分に戻っているわけだから、知らないうちに同じ選択をし、同じ今、同じ未来を過ごすことになるだろう。過去に戻ったということも知らずに。
朝早起きするメリットはたくさんある
朝早起きするメリットはたくさんあります。
単に準備や行動が早くできるということだけではなく、何かトラブルが起こったときにリカバリー対応することができます。
早起きした分、自分時間が増え、アクティブな人生をおくることができます。
朝は気持ちが良い、いやな思いをしなくて済む、ゆとりができるといったメンタルな面でのメリットもあります。
良いサイクルが自分の中に生まれてきます。
アナログ時計を使う
「正確な時刻を知る」という意味ではアナログもデジタルも同じ機能です。
時間活用という点から考えると、時計は「時刻を正確に知る」という「点」の機能だけではなく、「持ち時間」や「残り時間」、「経過時間」「バランス」などといった「線」や「面」の性質を使ったとらえ方に使いたいものです。
そういうツールとして時計をとらえた場合、アナログ時計はじつに大きな役割を果たします。
アナログ時計は文字盤、針によって、経過時間や残り時間を視覚的にとらえることができます。同時に、時間を「面」や「面積」としてとらえることも可能なので、1時間、つまり60分を1/2、1/3、1/4、1/6などと直感的に認識することができます。
また、15分1ユニットで作業するときも、「あと何ユニット」と簡単にとらえることができ、効率よく作業が進められます。
1円高くても近くの店で買う
どうせ同じモノを買うなら、1円でも安く買う方が良いと思います。私もそう思います。
でも時間術の観点からは必ずしもそういうことにはなりません。
「1円安く買う」ためには、「1円安い」かどうかの判断をするためにチラシを比較したり、店まで足を運んで比較したりする時間とテマが必要となります。
また、複数のアイテムを買いに行くのであれば、それが倍増します。
それであれば、そのモノが手に入る一番近くの店で買いましょう。
お金はまた稼ぐことができますが、失った時間は二度と取り戻すことができません。1円のために命の時間を使いますか。
スタートを切るまでの速さがポイント
何事にもトラブルはつきものです。
早くスタートを切っていれば、トラブルシューティングもしやすくなりますし、時間配分の選択肢も格段に増えます。
他に妨げる要因がないのであれば、迷わずできるだけ早くスタートを切りましょう。ダラダラと考えていても意味がありません。行動を起こすことがゴールへの第一歩です。
時間を追う、決して追われないこと
時間は積極的に追う形で流れに乗ってしまいましょう。
流れに乗っているときは流れのパワーを自分の力に利用することができます。
でも、ひとたび追われてしまうと、自分でコントロールできないばかりか流されてしまって、自分の力を奪われてしまうので、時間に追われないように気をつけましょう。
追われているときは、精神的にも追いつめられて「負のスパイラル」におちいりやすくなります。
心を亡くすと書いて「忙しい」、亡くした心と書いて「忘れもの」
忙しい時って人になかなかやさしくできません。殺気だっていませんか。
言葉遣いや態度が雑になっていませんか。
心を亡くすと書いて「忙しい」。
また亡くした心、どこかに忘れてきたのでしょうか。
モノやコト、心を亡くさないように気をつけましょう。
病気は時間をムダにする
病気になると、病院に行ったり、検査したり、薬局に行ったり、保険の手続きをしたり、医療控除の手続きをしたり、入院してしまえば自由な時間はなくなります。
最悪命がなくなれば、自分の時間は消滅します。
病気にならないようにしましょう。それが時間を大切にすることにつながります。
時間をつくることに時間を使おう
いろいろ考えたり、工夫したりすると、時間を節約したり、増やしたりすることができます。
何も工夫をしないでやみくもに時間を使うよりも、「遠回り」だと思っても一旦立ち止まって「時間をつくる」ことを考えたり「仕組み」をつくったりすることにじっくり時間をかけてみましょう。
家族の時間は「今」しかない
なぜ私が家族との時間にこだわるのか、それは「今」しかないからです。
人それぞれいろいろな考え方がありますので、軽い気持ちで聞いてください。
人は生まれてから日々成長し、歳を重ねていきます。
生まれたばかりの赤ちゃんから、幼児、子ども、少年、青年、大人、親、そして老人となるまで毎日少しずつ歳を重ねていきます。
「またあたりまえのことを言っている」と思うかもしれませんが、じつはこれは「すごいこと」なのです。
人が毎日歳を重ねながら生き続けていくこと自体「すごいこと」なのですが、それ以上に、「家族として出会い」「共に暮らし」「同じ時を過ごしていること」がすごいのです。
自分はたまたま両親のもとに生を受け、大切に育てられ、兄弟姉妹がいる人はまたそこで出会い、大人になって一生のパートナーと家族になる約束をします。そしてそこに子どもが生まれ、自分は親となり子どもを育てていきます。自分の両親やパートナーの両親は祖父母となり一緒に子どもを育てます。
たまたま「ある時」「ある家」に生まれ、家族と出会い、一緒の時を過ごすのです。なんて運命的な出会いなのでしょうか。そして日々の楽しみ、悲しみ、苦しみ、喜びなどを共有し、同じ時間と空間を過ごすのです。このことだけでも「すごいこと」だと思いませんか。
ですから、まずこの運命的な出会いを大切にしましょう。
また、その家族も刻一刻と歳を重ねているのです。同じ日は二度とありません。子どもはすぐに大きくなります。大人は「あっという間」に歳をとります。つまり家族の時間には「今」しかないのです。
たとえば子どもが小さいときはみんな一緒に旅行に行っていたけれど、大きくなったら、勉強や習い事、クラブ活動や友人との約束などの予定が入り、なかなかみんなの予定が合わないということはよくあります。とにかく「今」を楽しむしかないのです。それこそ「ワンチャンス」だと思ってください。
また、自分が子どもの頃や若い頃反発していた両親が歳をとり、「老い」を感じるようになったとき、自分も子育ての真っ最中でしょう。子育てをしてみて、本当にはじめて親のありがたみがわかります。そして感謝の気持ちとともに、これから先、自分が両親に何をしてあげられるかを考えるのです。
そう思ったら、そのときすぐに動かなければなりません。電話1本、手紙やメール1通でよいのです。「今何してた」「元気にしてる」「今日何食べた」だけでもよいのです。「今、つながる」ことが家族には大事なのです。
過ぎてしまった時間は戻ってきませんが、家族との「今」を積み重ねていった結果が「想い出」になるのです。
ですから「今」を積み重ねていかなかった家族には「想い出」がありません。家族の「今」を1ページずつ積み重ねていくと「家族の想い出の本」ができあがります。そう考えると、白紙のページを重ねたくないですよね。
もう一度言います。家族の時間には「今」しかありません。そう心に刻んで家族一人ひとりの顔を見つめて「にっこり」してみてください。きっと幸せになります。
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「パーソナル」(個人)
「パーソナル」は本当の自分です。本当の自分は何がやりたいのでしょうか。
小さい頃の自分を想い出してみてください。
私は「歌」「お絵かき」「工作」「ブロック」「お散歩」「ダンス」「お手紙」「三輪車」などが大好きでした。そのうち「野球」「サッカー」「テニス」「ピアノ」「バイオリン」「クラリネット」「フルート」「トランペット」「ギター」「シンセサイザー」「オーケストラ」「サイクリング」「読書」「作文」「プラモデル」「ラジコン」などが好きになって、大人になってからは「読書」「執筆」「機械いじり」「スポーツ」「サイクリング」「オーケストラ」「旅行」「ドライブ」「映画」などが趣味になりました。
タスクが多い日々の中でも、前著『人生が爽やかに変わる時間術』でも書いたように、朝からこの「パーソナル」の部分を楽しんでいます。
大好きな音楽を聴いたり、本を読んだり、原稿を書いたり、そして大好きなコーヒーを飲みながらリラックスします。もちろん友人にメールを送ったり、SNSに投稿したりもしています。
学生時代から「文化祭男」と呼ばれ、文化祭、体育祭、クラブ活動や委員会、生徒総会、そしていくつもの習い事を同時にかけ持ちすることが多かった私は、家族や友人との時間もたくさん持ちながら、この「パーソナル」の部分を大切にしてきました。
やはりこの「パーソナル」の世界が小さくなりすぎると「自分が自分でなくなってしまう」感じがします。そして、家族や職場の人にもやさしくなれない気がします。
「忙中閑有り」というように一瞬でもよいので一人の静かな時を持ちましょう。そして「頭の中はいつでも自由」です。いつでも、どこでも、どんな時でも考えることはできますので、じっくり自分と向き合う時間を大切にしましょう。
また「ライフ」の部分、つまり家族との時間の中でも、この「パーソナル」の世界を楽しむようにしています。
たとえば、平日帰宅してから子どもたちと本を読んだり、絵を描いたり、一緒に楽器の練習をしたり、歌を唄ったり、音楽を聴いたり、休日も散歩やサイクリング、買い物、映画、図書館、美術館そして旅行など、「パーソナル」と「ライフ」の接点を拡げて、つまり「何のために」を広く設定して楽しむようにしています。
「ライフ」と思っている時間の中にも「パーソナル」として楽しめることがたくさんあるのです。
それも含めて私は「パーソナル」の時間をエンジョイしています。
もともと趣味が多い私は、いろいろなことに興味があり、やり続けたり、学び続けたりしています。すると「何かの縁」や「出会い」でチャンスに結びついたり、結果が出たりすることが多く、とにかくその運を信じて一歩前に踏み出すようにしています。
①等身大の自分の心に素直に耳を傾ける (やりたいこと、想っていること、伝えたいこと)
本当の自分の気持ちに正直になってやりたいことを考えてみましょう。
私たちはついまわりの人がしていることを見て、自分の行動を決めてしまいがちです。他の人がやっていること、行っている場所、通っている店、食べているもの、持っているモノなどいろいろ影響を受けています。
でもその中で本当に自分が望んでいることはどのぐらいあるのでしょうか。本当に望んでいることなのでしょうか。ほとんどはそうではありません。
本当に望んでもいないことに大切な命の時間を使ってしまってよいのでしょうか。自分の本当にやりたいことができないならそれはまさに「本末転倒」ではないでしょうか。
本当にやりたいこと、想っていること、伝えたいことを大切にしましょう。
②チャンスの時のために好きなことを学び続けること
好きなことは、常に学び続けましょう。趣味や教養は少しずつでも途切れ途切れでもよいので続けましょう。どんなことでも1000時間続けることができると身につくといわれています。
また「チャンスはそれが準備できた時にやってくる」「チャンスの女神には前髪しかない」といわれるように、何かのチャンスに巡り逢ったときに、それを活かすことができます。そのことを通じて友人や仲間に出逢うこともできます。人生の「たからさがし」だと思って続けましょう。
③夢を見るだけではなく、叶えるために行動すること
「夢は見るもの」ではありません、「叶えるもの」です。「絵に描いた餅」のままではいけません。夢を描いたらそれに向かって第一歩を踏み出しましょう。
「動かなければ結果は出ない、失敗も成功もない」「打席に立たなければヒットもホームランも打てない」ということです。夢のために動いている時は自分自身が生き生きとして輝いているものです。寝食を忘れて打ち込める夢は素敵だと思います。
まずは夢に向けてエントリーしましょう。
④運を信じて一期一会のワンチャンスを活かす(人、本、モノ、体験)
夢に向かって動いていると、時々運命的な出会いがあります。人、本、モノ、体験など「たまたまの出会い」「偶然」を信じて、そして「何かの縁」を信じてそちらに舵を切ってみましょう。「えい、やぁっ」と飛び込んでみましょう。
すると、思いがけずよい方向に事が運ぶことがあります。あとから考えると「あの時のあの出会いがなければ、今の自分はなかった」ということもしばしば起こります。二度目はないのです。運を信じて一期一会のワンチャンスを活かしましょう。
⑤朝や休日のゆとりのひとときを楽しむ
そして「パーソナル」の部分で忘れてはいけないのが「ゆとりのひととき」です。
人間にとってこの時こそ「至福の時」ではないでしょうか。私の場合は、不安や心配ごとがなく、ゆったりと落ち着いた気分でコーヒーを飲みながら音楽を聴いたり、本を読んだり、映画を観たり、あるいは頭の中を空っぽにして散歩をしたり、サイクリングをしたりします。これがもっともぜいたくな時間の使い方ではないでしょうか。
すべての時間が「ON」では疲れてしまいます。「OFF」を積極的に楽しみましょう。
ただし、「ON」があってこその「OFF」なので、「ON」も精一杯活動しましょう。
これらが私なりの「ライフ」と「パーソナル」を楽しむコツです。少し恥ずかしいのですが、「この本を読んでくださったあなただけにそっと」お教えしました。よろしければぜひためしてみてください。きっと幸せになります。
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「ライフ」(家族)
「ライフ」つまり「家族との時間」についてについて「大まじめ」に考えたことはありますか。なにも「肩ひじ張って」考えなくてもよいのです。
一番大切なことは「一緒にいること」「楽しむこと」「お互いを大切にすること」です。
何かの縁で家族になったのですから大切にしましょう。
きっかけやイベントは何でもよいのです。あれこれ考えすぎず楽しみましょう。でもじつはそこにもいくつかのコツがあって、今までの経験から、というより子どもの頃から身についている楽しみ方があるのでご紹介します。
①一緒にいること自体を大切にする
家族と過ごす時に、一番大切にしたいことは何でしょう。それは「一緒にいること、一緒に時を過ごすこと」です。
もちろん、イベントや活動内容も大切なのですが、「今、ここで大切な家族と一緒にいられて幸せだな」と思うことが大切です。「家族それぞれが自分の時間を調整して同じ時間に集えること」「みんなが健康で心配がないこと」「お互いの笑顔が見られること」「何気ない会話を交わせること」それらすべてが「たからもの」です。
旅行、コンサート、映画、スポーツなどのイベント、散歩、買い物、公園などのちょっとしたお出かけ、食事、お茶会、ホームパーティ、一家団欒など何でもよいのです。
次にまたみんなで楽しく集えるのは、果たしていつなのか、いつまで一緒にいられるのかなどについて思いを馳せてみるとよいでしょう。
「今、ここで」大切な家族と一緒にいられる幸せをじっくり味わいましょう。
②家族それぞれの楽しみに着目する
イベントや活動内容は何でもよいのですが、せっかくならみんなで楽しめる方がよいと思います。
それぞれの興味関心事は違いますので、全員が一度に満足する活動を探すのはたいへんです。特に子供が小さい時などは「やりたいこと」や「行きたいところ」がいろいろあり、家族で調整するのもひと苦労です。
そんな時は、それぞれの楽しみを少しずつ入れて予定を立ててみたり、「今日は○○中心の日にしよう」と主役を決めてみるとよいと思います。
与えられた環境や条件、許される状況でどんどん楽しむ、とことん楽しむことが大切です。そして、次回の主役も決めつつその時間を楽しみましょう。
③その日のテーマを1つに絞り込む(一点豪華主義)
休日は思ったより時間がありません。「気がついたらもうお昼」なんていう経験も多いと思います。
前日までは「あれもしよう、これもしよう」と考えていますが、つい夜更かし、朝寝坊のパターンになってしまい。1日の終わりには「あまり遊んでないけど疲れた」となりがちです。
そうならないためには、その日のテーマを1つに絞り込むとうまくいきます。あらかじめ家族に「明日は○○の日にしよう」と話しておいて、みんなでその気分を盛り上げていきます。当日はその活動だけでは時間が余ってしまう場合はプラスアルファのオプションをつけたり、少しグレードを上げてみたりしますが、まずは「家族が楽しめてよかったな」「今日は満足したな」という気持ちになるように一点豪華のテーマをつくります。
あれこれやって結局「疲れたね」となったり、「今日は何をやったのかわからない」となると、せっかくの時間が台無しになってしまいます。
④「モノ」より「想い出」を大切にする、そしてプラスアルファ(シャンパン、花束、ケーキ)
よく言われていて使い古されている言葉かも知れませんが、「モノ」より「想い出」が大切だと思います。
家族みんなでする体験や経験は何事にもかえがたい「たからもの」です。
単にモノで残すよりも、「非日常の体験」や「お金で買えない経験」を共有し、「想い出」に残した方が幸せです。
私はそこにプラスアルファを提案します。
毎回ではありませんが、お祝い、記念日、旅行などでは「モノ」にも活躍してもらっています。
たとえば誕生日や記念日などには「シャンパン」や「花束」「ケーキ」などのサプライズを用意します。これらはいわゆる「消えもの」と言われるもので、飲んだり食べたりすれば無くなり、花も長くは残らないものですが、その大切な時を飾るものとしては大いに活躍してくれます。時には、そんな「モノ」の力を借りながら大切な家族との「想い出」をつくっていきましょう。
⑤「楽しかったね、ありがとう」の気持ちを言葉で伝える
私は家族で1日楽しく過ごした日の夕食の時や1日の終わりに「楽しかったね、ありがとう」という言葉を家族みんなにかけるようにしています。
早起きして出かける準備をしてくれたり、みんなが気持ちよく過ごせるように少しずつ我慢してくれたり、やりたかったことを次の機会にまわしてくれたり、それぞれが楽しく過ごすためにがんばってくれた1日です。
お互いそれぞれの心の中では感謝の気持ちを持っているのですが、1日遊んで疲れてくると、不機嫌になったり、わがままが出てきたりします。それではせっかくの1日が台無しになってしまいますので、私からあらためて「楽しかったね、ありがとう」と声をかけるようにしています。すると、自然とお互い「楽しかったね、ありがとう」と声をかけ合うようになり、ニコニコで1日を終えることができます。そうすると「次はいつ行く?どこ行く?何する?」と楽しい次の1日につながっていきます。ぜひためしてみてください。
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特別公開 「ライフ」と「パーソナル」を豊かにするための秘密の仕組み
ここまでお話ししてきたように、「ワーク」(タスクとアポイント)の部分が上手にさばけるようになると、自然と「ライフ」と「パーソナル」に気持ちが向くようになり、充実してくるはずです。
1.時間の主(あるじ)となる
「ワーク」も「ライフ」も「パーソナル」もすべて自分の時間ですので、自分自身が時間の主(あるじ)となって、積極的にバランスをとっていきましょう。
今までいかに家族との時間や自分自身の時間が少なかったかが実感できると思います。
今からでも十分間に合いますで、豊かで幸せな人生にしていきましょう。
さて、ここだけの話ですが、これから私自身が心がけていることを内緒で少しだけお教えします。この本の読者であるあなただけの「特別サービス」です。
実際私はこれで幸せになっています。よろしければためしてみてください。とても単純なことなので今日からすぐ始められます。
まずその前段階として「プライベートの時間を楽しむための5つのコツ」をお教えします。
①「週末」は木曜日の夕方からすでに始まっていると考える
週末は土曜、日曜だけではありません。
金曜日の夕方からの時間を楽しむことができます。
その金曜日の夕方からの時間を楽しむためには、その日の仕事のダンドリが大切で、さらに言うと、木曜日のダンドリがとても大切になります。
金曜日1日の仕事をスムーズに進めるために、木曜日にうまくダンドリをする必要が出てくるのです。
そういう意味で、週末を楽しむためには木曜日がポイントになります。
つまり、週末は1週間の半分、木曜日の夕方から始まっているのです。
②休日の前の日は夜ふかしをしない
休みの前の日はうれしくなってしまってつい夜ふかしをしてしまいがちです。
夜ふかしをすると、朝寝坊になるだけではなく、生活のリズムをくずしてしまうことになるので、ブルーマンデーを引き起こしやすくなります。
休日の朝、ゆっくり寝てしまうと、せっかく予定していた楽しいことができなくなり、後悔し、自己嫌悪におちいる「負のスパイラル」を起こしてしまいます。
夜やりたいことは、逆にその分早起きしてやればよいのです。時間は一緒ですから・・・。
それほどまでしてやる必要のないことは、夜やる必要もないのです。
③早起きは「自分のため」にする
早起きしても結局仕事をしたり、生活時間に使ってしまったりすると、「何のためにがんばって早起きしたのか」と疑問を持ってしまい、モティベーションが下がり、続かなくなります。
早起きは「自分時間」をつくるため、そしてその自分時間で「パーソナル」のことをするために使いましょう。そうすると、だんだん人生が充実してくるようになります。
ですから、早起きは「自分のため」にすると決めましょう。
④「早起きはつらい」は単なるイメージである
「早起き」はつらい、きつい、苦しい、しんどいというイメージを持っていませんか。
たしかに早起きを始めたときはそうかも知れません。冬の暗くて寒い時期などは、ふとんから出るのがおっくうになります。
でも、いずれにしても1日に一回は必ず起きなければならないのです。早くても遅くても起きることは一緒なのです。そうなのであれば、早起きして、充実した1日を過ごしませんか。
⑤休日の朝もいつもと同じ時刻に起きる
休日の朝はつい朝寝坊してしまいがちです。そんな経験ありませんか。
でも遅く起きてしまった日はスロースタートで何となくダラダラ過ごしてしまって、結局「今日1日何をしていたのだろう」という後悔と自己嫌悪におちいり、夕方からは「ブルーマンデー」になります。
逆に早く起きると、平日のいつもの身支度の時間、通勤の時間、仕事の時間、帰宅の時間すべてが「自分時間」となるのです。こんな素晴らしいことはありません。
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