身近な「時間と心のゆとり」アドバイザーのあつやです。自分自身が時間をうまく活用できなくて困ったり、あがり症・人見知り・引っ込み思案で悩んだりゆとりがなかった経験から、専門の心理学や時間学の知識を活かして、ブログやHP・SNSなどで解決策を共有したり、本や小冊子で伝えています。
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「時間不足」は「時間不足感」である
「時間が足りない」という状況は、実は「時間が不足している」と感じるところから生じています。
同じ時間でも自分でコントロールし、タスクを要領よくさばき、全体が見えていると、「不安」や「あせり」を感じることがないので「時間不足感」は生じません。
タスク量が多くて、本当に時間が足りないのであれば、「できることだけ」にしぼってやるようにしましょう。
待ち時間は「神さまがくれたブレイク」と考えよう
不意に待ち時間ができることがよくあります。
そんなときは「待たされた」「ムダな時間だ」と思わずに、「神さまがくれたブレイク」と思って積極的に休んでしまいましょう。
無理に予定を入れても中途半端ですし、後のスケジュールを圧迫するリスクもあります。
「時間を売る生き方」はしない
ビジネスマン、サラリーマンは月給、パートタイマー、アルバイトは日給、時給という形で、私たちは「時間」と引き替えに給料を稼いでいます。もちろん「労働の対価」として・・・。
残業したところで「時間単位」です。時間を「切り売り」してお金をもらっているとも言えます。
さらに言い換えれば、自分の命、寿命を切り売りしてお金をもらっているということなのです。
自分の命1時間はいくらでしょうか。1分いくらでしょうか。
売った時間は二度と戻っては来ません。
それでもあなたは残業しますか。
細切れ時間は「砂金」と同じである
細切れ時間は砂金のようなものです。集めればとても大きな金塊になります。そして大きな価値を生みます。
少しの時間もムダにしないように大切にしましょう。
「手帳を開くこと」は「人生を拓く」こと
手帳は「ワーク」「ライフ」「パーソナル」バランスをとるための大切なライフツールです。
単にスケジュールや行事を書き込むだけのためではなく、自分の生き方、行動のしかた、大切な人との約束など、自分の生涯に関わる大切なツールです。
手帳を開くということは、すなわち人生を拓くことにつながるのです。
時間が足りないときこそ本を読む
時間が足りないと感じたときは、何かに追いつめられていたり、焦燥感や不安で心がいっぱいになっています。
そんなときこそ、そのタスクに関係すること、生き方、考え方、時間の使い方などの本を読みましょう。
何か必ずヒントが見つかり、「氷がとけるように」、「霧が晴れるように」視界が広がることが多いものです。
マイペースとは先行逃げ切りタイプのこと
マイペースは「のんびり型」のことではありません。
自分のペースで最初から最後までタスクを進行できる人のことをマイペースといいます。
つまり、「先行逃げ切り型」のことを指します。
マイペースでものごとを進めたければ、人に先んじて行動を起こすことが大切です。
スケジュールにはブランクが大切である
自動車のハンドルに「あそび」があるからうまく運転ができるのと同じで、スケジュールにも「ブランク」「バッファー」といったゆとりが大切です。
すべてキチキチに詰め込まないでスキマをつくった方がうまくいくので、あらかじめスキマをつくっておくようにしましょう。
残業は「時間の借金」である
残業すると「残業代もでるし」「仕事をやっている感じになるし」「みんなもやっているし」何かよいことをしている気になってしまいがちです。
でも、よく考えてみてください。本当だったら就業時間内にやらなければならない仕事、終わらせなければならなかった仕事を時間外に先送りしていると考えられませんか?
しかも、職場の光熱費や機器、道具を潤沢に使って・・・。
それだけではありません。
自分の心を犠牲にし、自分時間を犠牲にし、家族を犠牲にし、命と同じである大切な時間を犠牲にしているのです。
よく考えてみてください。残業は単なる「時間の借金」です。必ず何かを犠牲にしています。その時間は別の時間で返さなければならないのです。
夜はダラダラするので作業を早く切り上げる
夜は起きてさえいれば、朝までデッドラインがないので、いくらでも時間がありそうな気になります。
それに加えて、体力、気力、集中力が格段に落ちているので、同じ時間をかけても効果が上がらないのです。
ダラダラと作業や思考を続けるよりも、早く切り上げて休息や別のことに時間を振り分けた方がトータルでリソースのムダがなくなります。
選択することに時間をかけないこと
人生においては、とても大きな選択をしなければならないときがいくつかあると思います。
でも日常の選択、「何を食べるか」「どの店で買うか」などの小さなことにあまり時間をかけないようにしましょう。どちらにしても大差ないのですから。
メニューが決まらない、買い物に時間がかかるといった時間の浪費の積み重ねが自分時間を浸食していきます。
時間を人と「ずらす」ことにより、「ゆとり」を得る
人間の行動パターンはだいたい「似たり寄ったり」です。
朝の通勤ラッシュ、昼のランチ、給料日のあとの銀行、休日のレジャーなど必ず混雑し、行列ができます。
食事、買い物、手続き、移動など様々な場面で時間を人と「ずらす」ことによって、「混まない」「並ばない」「高くない」という大きなメリットを享受することができます。
少しだけ人と時間をずらすと、「ゆとり」を持つことができ、時間を有効に使えるだけでなく、精神的にも安定します。
「忙しさ」をならして平らにする
「忙しさ」の源は、「多忙感」つまり「忙しい」と思う心にあります。
現実にそこにあるのは、「かかえているタスク量」と「持っている時間」、「かけられる労力」のバランスの不均衡で、これを頭の中、心の中で「気持ちのあせり」や「疲労感」とミックスされることによって感じているだけなのです。
ダンドリやスケジュール管理、タスクリストなどをうまく使って、タスクをならしてみると、意外と忙しさを感じなくなることが多いものです。
つまり、忙しさをならして「山と谷」を平らにすることが大切なのです。
明日履いていく靴を玄関にそろえておく
翌日履いていく靴を前の日に用意しておくと、それだけでも朝ドタバタすることがなくなります。
単に靴の準備ということだけではなく、心構え、生きる姿勢としても大切なことであり、前日天気予報などを確認する必要もあるので、ライフスタイルとして取り込むとよいのではないでしょうか。
翌日の天気予報をチェックする
天気と気温を前日にあらかじめチェックし、服装や持ち物を準備しておく習慣をつけましょう。
また、同時に次の日のスケジュールやダンドリに天気の影響がないかの確認をしておくようにすると、当日の朝にドタバタしなくても済み、精神的にもゆとりを持った朝をむかえることができます。
週末の買い物は帰りがけに済ませる
必要なもの、不足しているものを週末に買おうとすると、ある一定時間をその買い物に費やさなければならなくなり、買い物自体の時間、行動、移動時間、思考も拘束されてしまいます。
それを避けるためには、平日の帰りがけに「ついでに」買い物をしてしまいましょう。
仕事帰りのルートではたいがいのモノが手に入るので、その方が休日を有意義に過ごせます。
一筆書きの術
朝に限りませんが、家の中や買い物などに有効なワザとして、一筆書きの術があります。
これは、動線を考えてダンドリをするという単純なことなのですが、朝のことを考えてみると、洗面所、トイレ、キッチン、リビング、玄関、クローゼットなど、モノを取りに行ったり準備したりするのに同じところを何度も行ったり来たりしていませんか。
なるべく一度で済むように作業をまとめる、順番を変える、モノの置き場所を変えるなどして、動線をスッキリ一筆書きにすると、時間の浪費がなくなり、格段に自分時間が増えます。
夜討ち朝駆け
夜と朝の時間を有効に使うことによって、人の2倍、3倍の効果をあげることができます。
自分自身がその時間に何かをするというのではなく、「投げられるボールはあらかじめ前の日に投げておく」「受け取り・確認作業は朝一でやってしまう」ようにすると、自分が動いたのと同じ効果があり、結果的に相手より2日分有利にものごとが展開できます。
「夜のうちに何かを依頼しておいて、朝までに結果を受け取る」「朝一番に連絡が取れるように夜のうちにメールをしておく」など簡単なことなのですが、自分時間が格段に増えます。
「時間はお手玉・ジャグリング」、投げ方次第でいくつでもできる
時間は上手に、素早く、手際よくまわしていけば、お手玉やジャグリングのように、一度に扱う玉の数、相手の数を増やすことができます。
少しずつ上手になるように訓練していきましょう。
時間の貯金「貯時間」をしよう
「先延ばし」と反対に「先取り」してものごとを進めると、時間にゆとりができます。
そのゆとりをアクティブなことに再投資することによって自分時間が雪だるま式に増えていきます。
ある意味、時間の貯金「貯時間」をしたことになります。
できるだけ自分のために時間の貯金をするように心がけましょう。
他人の時間を買う
知識、経験、本、講演会、サービス、技術など他人が培ってきたノウハウなどを買えるのであれば、同じだけ自分の時間を費やすより買ってしまいましょう。
それらを買うことによって自分時間が増え、あなたにしかできないことをやることができます。
迷わず、他人の時間を買いましょう。
交通機関は金額ではなく、時間優先で選ぶ
同じ目的地へ行くのに、複数の選択肢があります。
「そこへ行って何かを成し遂げる」というゴールがあるのであれば、迷わず「時間優先」で交通機関を選びましょう。
たいがい時間優先で考える方が心身ともに負担が少ない場合が多く、結果としてトータルでの成果を出しやすくなります。
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