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岩下敦哉の時間考

身近な「時間と心のゆとり」アドバイザーのあつやです。自分自身が時間をうまく活用できなくて困ったり、あがり症・人見知り・引っ込み思案で悩んだりゆとりがなかった経験から、専門の心理学や時間学の知識を活かして、ブログやHP・SNSなどで解決策を共有したり、本や小冊子で伝えています。

時間活用のコツ

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時間活用のコツ

時間活用のコツ


分身の術


朝の時間は限られています。忍者のように分身の術が使えて、自分が何人もいたら良いと思いませんか。


たとえば、朝起きた後の15分間をイメージしてみてください。


まず、最初にお湯をわかし、スープを温め、トーストを焼き、レンジでおかずを温め、テレビやラジオのニュースをつける、携帯電話を充電し、エアコンのスイッチを入れ、洗顔する。


すると自分の15分が8倍の120分、つまり2時間分使ったことになります。「ついでに」「同時に」のダンドリで時間を増やすことができる例です。これを分身の術といいます。


 


一筆書きの術


朝に限りませんが、家の中や買い物などに有効なワザとして、一筆書きの術があります。


これは、動線を考えてダンドリをするという単純なことなのですが、朝のことを考えてみると、洗面所、トイレ、キッチン、リビング、玄関、クローゼットなど、モノを取りに行ったり準備したりするのに同じところを何度も行ったり来たりしていませんか?


なるべく一度で済むように作業をまとめる、順番を変える、モノの置き場所を変えるなどして、動線をスッキリ一筆書きにすると、時間の浪費がなくなり、格段に自分時間が増えます。


 


夜は頭を空っぽにして考え事をしない


夜は理性より感情が高まっているので、考え事には適していない時間帯です。


経験があると思いますが、夜に書いた文章や手紙を朝冷静になって読み返してみると、恥ずかしくなることがしばしばあります。


また、思考が「堂々めぐり」になったり、思わぬ方向に発展したりすることが多いので、なるべく考え事をしないようにしましょう。


頭にこびりついていること、ひっかかっていることがあったら、「メモ」にしておいて一旦外に出し、早く寝てしまう。考え事は朝に任せるようにしましょう。


 


夜はダラダラするので作業を早く切り上げる


夜は起きてさえいれば、朝までデッドラインがないので、いくらでも時間がありそうな気になります。それに加えて、体力、気力、集中力が格段に落ちているので、同じ時間をかけても効果が上がらないのです。


ダラダラと作業や思考を続けるよりも、早く切り上げて休息や別のことに時間を振り分けた方がトータルでリソースのムダがなくなります。


 


朝の準備を夜のうちにしておく


朝の限られた時間を有効に使うには、前の日の夜に「時間の貯金」をしておくと効果的です。


着ていく服や持ち物の準備、タイマーが使えるエアコンやポット、炊飯器などはタイマーセット、天気予報の確認、手紙の返事などをあらかじめしておくと、朝の時間にゆとりができます。


 


残業は「時間の借金」である


残業すると「残業代もでるし」「仕事をやっている感じになるし」「みんなもやっているし」何か良いことをしている気になってしまいがちです。


でも、よく考えてみてください。本当だったら就業時間内にやらなければならない仕事、終わらせなければならなかった仕事を時間外に先送りしていると考えられませんか?しかも、職場の光熱費や機器、道具を潤沢に使って・・・。


それだけではありません。自分の心を犠牲にし、自分時間を犠牲にし、家族を犠牲にし、命と同じである大切な時間を犠牲にしているのです。


もう一度よく考えてみてください。残業は単なる「時間の借金」です。必ず何かを犠牲にしています。その時間は別の時間で返さなければならないのです。


 


休日の朝もいつもと同じ時刻に起きる


休日の朝はつい朝寝坊してしまいがちです。そんな経験ありませんか?


でも遅く起きてしまった日はスロースタートで何となくダラダラ過ごしてしまって、結局「今日一日何をしていたんだろう?」という後悔と自己嫌悪におちいり、夕方からは「ブルーマンデー」になります。


逆に早く起きると、いつもの身支度の時間、通勤の時間、仕事の時間、帰宅の時間すべてが「自分時間」となるのです。こんな素晴らしいことはありません。


 


「ブルーマンデー」を退治する


毎週日曜日の夕方、必ずあなたを襲ってくる恐ろしい怪人「ブルーマンデー」。経験がありませんか?


よく考えてみると、月曜日の朝までまだ半日以上あるのにずっと頭にこびりつき、決して離れることがなく、そのまま職場まで引きずってしまう恐ろしい相手です。


何となく仕事のことが気になったり、ダンドリや予定のことを考えてしまい、せっかくの休日気分が台なしになってしまいます。


それを退治する方法があります。


それは、「休日にはいる前の日の午後、翌週月曜日の予定とダンドリを確定させてしまうこと」です。たったそれだけです。


週明け月曜日になってから、手元にある仕事、抱えている仕事などを確認し、ダンドリや準備をしている間に外部から新たなアポイントや仕事が舞い込んでくるのが月曜日です。あらかじめ自分の動き、やること、手順、ダンドリを決めておいて、手帳に記入して、準備まで終えておき、朝職場に着いたら何も考えなくてもスタートできる状態にしておきます。


仮に外部からアポイントや仕事が入っても、「この時間は予定が埋まってます」「このぐらいの時間で終わります」などと冷静に対応できますので、時間と気持ちにゆとりができるのです。


これだけで「ブルーマンデー」を退治できます。とても簡単な方法ですので、あなたもぜひ試してみてください。


 


「早寝早起き」ではなく、「早起き早寝」


早寝早起きはなかなかうまくいかないことは経験的にわかると思います。


いきなり早寝といっても、なかなか早く眠れないと思いますし、かりに早寝できたとしても、確実に早起きができるというものでもありません。


早起きを習慣にしたいのであれば、とにかくまず「早起き」をしてみることです。だまされたと思ってそこから始めましょう。


最初は多少つらさもありますが、まず起きる時刻を固定してしまいます。すると、起きていられる時間が経過すると、自然と眠気がさしてきます。そうなったときにためらわず寝てしまうのです。これをくり返しているうちにだんだん寝る時刻が安定してきます。そうなったらしめたものです。あとは、そのまま起きる時刻を固定してしまいましょう。早起きするようになると、自然と早寝をすることになり、結果的に「早寝早起き」の習慣が身につきます。


 


朝早起きするメリットはたくさんある


朝早起きするメリットはたくさんあります。


単に準備や行動が早くできるということだけではなく、何かトラブルが起こったときにリカバリー対応することができます。早起きした分、自分時間が増え、アクティブな人生をおくることができます。朝は気持ちが良い、いやな思いをしなくて済む、ゆとりができるといったメンタルな面でのメリットもあります。そして良いサイクルが自分の中に生まれてきます。


 


早起きは「自分のため」にする


早起きしても結局仕事をしたり、生活時間に使ってしまうと、「何のためにがんばって早起きしたのか?」と疑問を持ってしまい、モティベーションが下がり、続かなくなります。


早起きは「自分時間」をつくるため、そしてその自分時間で「パーソナル」のことをするために使いましょう。そうすると、だんだん人生が充実してくるようになります。


だから、早起きは「自分のため」にすると決めましょう。


 


「早起きはつらい」は単なるイメージである


「早起き」はつらい、きつい、苦しい、しんどいというイメージを持っていませんか?


たしかに早起きを始めたときはそうかも知れません。冬の暗くて寒い時期などは、ふとんから出るのがおっくうになります。


でも、いずれにしても一日一回は必ず起きなければならないのです。早くても遅くても起きることは一緒なのです。そうなのであれば、早起きして、充実した一日を過ごしませんか。


 


朝の「やることリスト」をつくる


朝にやらなければいけないことは意外と多いのです。


毎日起きるたびにいちいちやることを考えたり思い出しながら行動すると、モレやダブリがあるかも知れないので、一度「やることリスト」をつくりましょう。


やることリストをつくったら、あとは片っ端からこなしていけば簡単でモレやダブリがなくなります。そして頭を使わなくても良いので、他のことに頭を使うことができます。


このようなことを仕組み化してしまえば、あとはテマヒマかからず時間短縮になります。


 


「お出かけリスト」をつくる


出かけるときの持ち物をつくると「忘れ物」「さがし物」がなくなります。仕事の時、旅行の時、出張の時などそれぞれのリストをつくっておくと、モレやダブリがなくなります。


一度仕組みをつくってしまえば、いちいち考えなくても良くなり、時間の短縮につながります。


 


朝の「時間割」をつくる


朝の限られた時間の中で、手際よく動くためには、「やること」「やる順番」「割り当て時間」を一覧でわかるようにした「時間割」をつくると便利です。


いちいちやることや順番を考えなくてもよくなりますし、目安の時間もわかるので、効率よく進めることができます。また、頭を使わなくても良くなるので、他の事に振り分けられます。


 


思い切って2時間早起きをする


たとえ早起きをがんばってみたとしても、それが15分、30分、45分、60分ぐらいだと、それぞれ「朝やることの予備時間」としてほとんど消えてしまいます。せっかくのがんばりが吸収されてしまい、報われない結果となります。ではどうすれば良いのでしょうか。


それは、2時間早起きすることで解決します。「えー、2時間も」と思うかも知れませんが、いつも7時起きなら5時、7時半起きなら5時半という具合に起きる時刻を設定してみてください。そうすれば、「きっちり2時間の自分時間」を確保することができます。その2時間で「自分みがき」をしましょう。


 


朝は「やりたいこと」だけをする


朝早起きして作り出した貴重な時間を「仕事」や「生活」に使ってしまうとモティベーションが下がってしまいます。やりたいことだけをすると決めてモティベーションをキープしましょう。


そのために、目的・ゴールは「やりたいこと」に設定し、「やりたくないこと」はやらないようにしましょう。


 

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