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岩下敦哉の時間考

身近な「時間と心のゆとり」アドバイザーのあつやです。自分自身が時間をうまく活用できなくて困ったり、あがり症・人見知り・引っ込み思案で悩んだりゆとりがなかった経験から、専門の心理学や時間学の知識を活かして、ブログやHP・SNSなどで解決策を共有したり、本や小冊子で伝えています。

朝は時間が限られていて、しかも意外にやることが多い

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朝は時間が限られていて、しかも意外にやることが多い

朝は時間が限られていて、しかも意外にやることが多い


おそらくあなたも感じていると思いますが、朝の時間は限られています。しかも意外にやることが多いのです。だから当然気持ちがあせってきます。


そこで、やること自体を限定し、そのあせりから解放されましょう。時間が限られているのは仕方ありません。かといって、早起きして作り出した大切な時間を身支度に使いたくはありません。


ならば、「やること」の方を減らしてしまいましょう。相手をするタスクの数を減らしてシンプルにすれば、頭の中もスッキリしますし、心も落ち着いてきます。


また、朝の作業はタスクリストや持ち物リスト、時間割などでなるべくルーチン化し、いちいち考えなくても良いような仕組みづくりをしましょう。


 


休日の前の日は夜ふかしをしない


休みの前の日はうれしくなってしまってつい夜ふかしをしてしまいがちですよね。


夜ふかしをすると、朝寝坊になるだけではなく、生活のリズムをくずしてしまうことになるので、ブルーマンデーを引き起こしやすくなります。


休日の朝、ゆっくり寝てしまうと、せっかく予定していた楽しいことができなくなり、後悔し、自己嫌悪におちいる「負のスパイラル」を起こしてしまいます。


夜やりたいことは、逆にその分早起きしてやればよいのです。時間は一緒ですから・・・。


それほどまでしてやる必要のないことは、夜やる必要もないのです。


 


紙の手帳を使う


「シンプル」「スマート」「スピーディ」に動くには、司令塔となる手帳へのアクセスタイムが重要です。


人とのスケジュール調整や不意に入った予定など、電源を立ち上げたり、データを読み込んだりするアクセスタイムがなく、いつでも持ち歩ける紙の手帳が便利です。


サブの手帳やデジタルデバイスのスケジューラーを併用するにしても、紙の手帳が優れている点が多いのでメインは紙の手帳がおススメです。


 


41のマルチペンを使う


筆記用具を複数持ち歩く、常備しておくというのは案外テマヒマがかかります。常にメンテナンスや整理が必要にもなります。


4色ボールペンとシャープペンの機能が一本になったマルチペンがおすすめです。このマルチペンが一本あれば、たいがいの用途に対応できますし、内ポケットに入れておけば、アクセスタイムが格段に早くになります。手帳やノートに色分けの習慣がある人も一本で足ります。


マーカー、マジック、筆ペン、万年筆などを常に使うということはまれで、頻度も低いのでその都度用意すればいいと思います。家の中でもマルチペンでほとんど用がたりるのではないでしょうか。探すテマ、メンテナンスのテマヒマを考えてもおすすめのアイテムです。ポストイットとの連携で最強ツールとなりますので、ぜひ試してみてください。


 


「スーパー定期入れ」を使う


これは私の勝手なネーミングですが、ライフツールをひとまとめにして「スーパー定期入れ」にしてしまうと時間が格段に増えます。


簡単に説明しますと、まず名刺入れを定期入れとして使います。今の定期はタッチ式なので、名刺入れのフタの部分に入れて指定席とします。名詞を入れる部分に免許証、保険証、診察券、身分証、名刺(2枚)、ポストイット(3枚)、クレジットカード、キャッシュカード、緊急用現金(五万円)を入れ、手帳用ミニペン、家の鍵をつけてベルトワイヤーで落ちないように携帯します。


これだけでいつでもたいがいのことはできます。仕事、出張、プライベート、旅行、手続き、通院など生活の多くの場面で「これだけ」というツールとなります。


そして、すぐに動けるようになり、行動もアクティブになります。


 


郵便物は一度で処理する


郵便物を受け取ると、一度中身を確かめるために開封し、すぐにまた封筒に戻したりしていませんか?これはけっこう時間をムダにしていることになります。


最初に開けたときに一度で処理してしまいましょう。


「通知」は手帳やメモ、タスクリストに書き込み、「書類」はその場でファイルし、「返事」はその場で書いてカバンに入れておきます。「振り込み」はネットや携帯電話で済ませ、「連絡」はその場でしてしまいます。


すると、二度とそのことに関わらなくて良くなり、忘れることもありません。そしてその後は永久に頭から離しても良くなります。思ったより時間がかからないものです。ぜひ試してみてください。


 


つきあいは悪くていい


自分が好きなこと、本当にやりたいこと以外のつきあいは悪くて良いのです。


食事や会合、行事やイベントなどにおいても、一度はっきり断ればそれで済むことです。時間の浪費、ストレスの原因であり、あとになって後悔し、自己嫌悪におちいる「負のスパイラル」が始まります。


「それでダメになる人間関係ならそれまで」とわり切って自分の時間を大切にしましょう。


 


時間を人と「ずらす」ことにより、「ゆとり」を得る


人間の行動パターンはだいたい「似たり寄ったり」です。


朝の通勤ラッシュ、昼のランチ、給料日のあとの銀行、休日のレジャーなど必ず混雑し、行列ができます。


それを逆手にとって、食事、買い物、手続き、移動など様々な場面で時間を人と「ずらす」ことによって、「混まない」「並ばない」「高くない」という大きなメリットを享受することができます。


少しだけ人と時間をずらすと、「ゆとり」を持つことができ、時間を有効に使えるだけでなく、精神的にも安定します。


 


1日の持ち時間は1440分である


1日を「24時間」と考えると10分がたいしたことないように感じますが、「1440分」と考えると同じ10分でも貴重な時間に感じられ、大切に使うようになります。


 


他人の時間を買う


知識、経験、本、講演会、サービス、技術など他人が培ってきたノウハウなどを買えるのであれば、同じだけ自分の時間を費やすより買ってしまいましょう。


それらを買うことによって自分時間が増え、あなたにしかできないことをやることができます。迷わず、他人の時間を買いましょう。


 


夜討ち朝駆け


夜と朝の時間を有効に使うことによって、人の2倍、3倍の効果をあげることができます。


自分自身がその時間に何かをするというのではなく、「投げられるボールはあらかじめ前の日に投げておく」「受け取り・確認作業は朝一でやってしまう」ようにすると、自分が動いたのと同じ効果があり、結果的に相手より2日分有利にものごとが展開できます。


「夜のうちに何かを依頼しておいて、朝までに結果を受け取る」「朝一番に連絡が取れるように夜のうちにメールをしておく」など簡単なことなのですが、自分時間が格段に増えます。


 


交通機関は金額ではなく、時間優先で選ぶ


同じ目的地へ行くのに、複数の選択肢があります。


「そこへ行って何かを成し遂げる」というゴールがあるのであれば、迷わず「時間優先」で交通機関を選びましょう。


たいがい時間優先で考える方が心身ともに負担が少ない場合が多く、結果としてトータルでの成果を出しやすくなります。


 


「忙しさ」をならして平らにする


「忙しさ」の源は、「多忙感」つまり「忙しい」と思う心にあります。


現実にそこにあるのは、「かかえているタスク量」と「持っている時間」、「かけられる労力」のバランスの不均衡で、これを頭の中、心の中で「気持ちのあせり」や「疲労感」とミックスされることによって感じているだけなのです。


ダンドリやスケジュール管理、タスクリストなどをうまく使って、タスクをならしてみると、意外と忙しさを感じなくなることが多いものです。


つまり、忙しさをならして「山と谷」を平らにすることが大切なのです。


 

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