身近な「時間と心のゆとり」アドバイザーのあつやです。自分自身が時間をうまく活用できなくて困ったり、あがり症・人見知り・引っ込み思案で悩んだりゆとりがなかった経験から、専門の心理学や時間学の知識を活かして、ブログやHP・SNSなどで解決策を共有したり、本や小冊子で伝えています。
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
「掃除する」(メンテナンス・管理・習慣化)
- 維持する、劣化させない、使えなくしない、道具の現状維持、使う場所の現状維持 -
「掃除(メンテナンス)」
-「汚部屋」「ゴミ屋敷」は嫌-
最後、5つ目は、掃除(メンテナンス)です。
最近、「汚部屋」「ゴミ屋敷」「生前整理」「老前整理」などという言葉がよく聞かれますが、モノがオーバーフローし、コントロールできない状態になるケースが多くなってきたのではないでしょうか。
結局、モノを片づけないと掃除がしにくいので、ますます汚くなるという負のスパイラルに陥るのです。
先の4つのことを実践していくと、あまりひどい状況にはならないと思いますが、「モノ自体」や「モノを使っていくシステム」を常に維持・メンテナンスし、デスク周り、部屋、家、環境、システムをきれいに掃除しておくことが、ゴールである「モノは使うためにあり、使うことによって何かをなすものである。」という大原則を実現することにつながります。
道具はメンテナンスを大切に、できるだけメンテナンスフリーのモノを選ぶ
また、モノ自体、道具として使うモノのメンテナンスが大切です。使うときに使えなければ意味がないので、きちんとメンテナンスしましょう。道具は常にメンテナンスし、アクティブな状態にしておきます。自分でやってもいいですし、専門家に任せてもいいと思います。
そしてメンテナンスにテマヒマかからないもの、できればメンテナンスフリーの道具が理想的です。道具は「使うこと」「使って何かをすること」が大事で、メンテナンスすることが目的ではないので、できればメンテナンスフリーの道具を使いましょう。
例えば時計なら、ソーラー電波時計を使うとほとんどメンテナンスしなくて済みます。私の場合、楽器や万年筆などの筆記具などもそういうことを意識しています。
そして、使いたいときにいつでも使えるように常に「使える状態」にしておきましょう。
行動化・習慣化しなければ元の木阿弥
これらのことも続けていかなければ、元の木阿弥です。
整理と片づけを行動や習慣にするために、参考になることを魔法の言葉『エンジョイハックス』の中からいくつか紹介します。参考になるものがあったら実践してみてください。
①片づけが最終目的ではない
「片づけること」が最終目的ではないので、あまり細かいことにこだわらず、どんどん片づけていこう。
②片づけは場所と時間を決めておこなう
片づけは「ここだけ」「5分だけ」など片づける場所と時間を小さく限定するとうまくいくことが多い。
③「あとで整理」はなし、その時、その場でやる
「あとで整理」するから「とりあえず」・・・。は絶対にしない。その時、その場で片づける。
④気がついたときにすぐやる
気がついた時にやってしまうとすぐ終わるし、忘れることもない。ラッキーだと思ってすぐに片づけてしまおう。
⑤3分あったら片づけをする
3分時間ができたら、片づけをする。その3分の片づけがそれ以上の効率アップにつながる。
⑥片づけをなるべく早く済ませるには
片づけをなるべく早く済ませるには「見えるところ、目についてところから片づける」「片っ端から片づける」「いつでも時間ができた時に片づける」とよい。
⑦整理するサイクルを自分で決める
たとえば、「毎日4時」「毎週金曜日」「毎月20日」「毎年12月」など、「整理する日」を決めておき、必ずその時にやるとうまくいきやすい。リマインダーをつけておくともっとうまくいく。
長続きさせるための5つの心がまえ
整理と片づけを長く続けるためには、あまり肩ひじを張らない方がうまくいきます。長続きさせるための心がまえとして、
①片づけ自体が目的ではない。モノを使って何かを成し遂げることが目的。
②「完璧な片づけ」は不要。だいたいでいい。
③モノは一度に片づけようとしない。少しずつでいい。
④片づけは場所と時間を決めておこなう。そこだけ、何分だけ。
⑤「きれいに片づけること」がゴールではない。使いやすくしておく。
ということを意識しています。
ただいまコメントを受けつけておりません。