身近な「時間と心のゆとり」アドバイザーのあつやです。自分自身が時間をうまく活用できなくて困ったり、あがり症・人見知り・引っ込み思案で悩んだりゆとりがなかった経験から、専門の心理学や時間学の知識を活かして、ブログやHP・SNSなどで解決策を共有したり、本や小冊子で伝えています。
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「選ぶ」(選別・整理・捨てる)
- モノの持ち方 -
「整理(選別)」
- 整理は「出口のないバケツ」ではなく「出口のある蛇口」のイメージ -
整理ということについて、入り口部分での考え方として3つの「心がまえ」があります。
①すべてのモノは「フロー」であると考える。
②使わないモノ、不要なモノは持たない。
③持ちものはすべて「お気に入り」にする。
モノはまず入り口で厳選することが大切です。
世の中では、「断捨離」「ミニマリスト」「ときめき」など、モノを減らしたり、厳選したりする行動や習慣、生き方が流行しています。それぞれに良いところがあり、専門家として、あるいはライフスタイルとしてその道に進んでいく人も多くなりました。
私の場合はそこまで徹底した形ではなく、それらのいい部分を「つまみ食い」の形で緩やかに実行しています。
なぜなら、基本的に『モノは「何を持っているか」ではなく、「それを使って何をするか」が大切である』と考えており、「モノの数やモノに対する強いこだわり」についてはあまり頓着しないようにしているからです。
そして、その「モノ」との関わり方の流れが「整理や片づけ」であり、またその入り口が「整理(選別)」なのです。
すべてのモノは「フロー」である
まずは、最初の心がまえ「すべてのモノは『フロー』であると考える。」ですが、整理は「出口のないバケツ」ではなく「出口のある蛇口」のイメージですることが大切です。
バケツをイメージしてみてください。バケツに水を入れていくと、だんだん溜まっていき、いずれ一杯になります。
これが「ストック」の状態です。それ以上水を入れ続けるとあふれ出して「オーバーフロー」の状態になります。
これをもし「モノ」にあてはめると、部屋や家がモノであふれ返り、収拾がつかない状態になります。
でも、ストックしないで、「出口のないバケツ」を「出口のある蛇口」に変えてみたらどうでしょう。
蛇口から水を外に流せば、満水になることはありません。ですから、いつでも水が流れている状態、すなわち『フロー』状態にしておけば解決するのです。
この単純な理屈を理解するだけで、多くのことが解決します。
ただし、一つ落とし穴があります。それは・・・。
蛇口から出せる水の量より多くの水を流し入れないことです。いくら蛇口から水を出すことができても、その量以上に多くの水が流入したとしたら、当然のこととして、いつか水はあふれ出してしまいます。
実はこんな当たり前のことになかなか気づかないのです。
使わないモノ、不要なモノは持たない
次に『使わないモノ、不要なモノは持たない。』という原則です。
モノは何かを成し遂げるために持つのですから、使わないモノや不要なモノは持たないようにします。
でも、これもなかなか実行できません。
「いつか使うから…」「まだ使えるから…」「想い出の品だから…」「記念だから…」「もったいないから…」「かわいいから…」という敵がすぐにあらわれます。
逆に、これができたら「向かうところ敵なし」となります。
また、いらないモノを持てば、人生の中でそれに関わる時間、労力が分散してしまうので、なるべくいらないモノは持たないようにしましょう。
持ちものはすべて「お気に入り」にする
そして最後に「持ちものはすべて『お気に入り』にする。」という原則です。
使うモノ、必要なモノを選ぶときにさらに「お気に入り」という概念を取り入れましょう。「好み」や「こだわり」、「人生観」などと照らし合わせて、「お気に入り」のモノを持つようにしましょう。そうすると、たくさんのモノを持たなくても満足することができます。満足することによって「二番手以降」はいらなくなります。そのことによって、結果的にモノを減らすことにつながります。
また、身のまわりのもの、持ち物はすべて自分で選び、気に入ったものを使うことによって、長く大切に使うようになり、愛着もわいてきて、自分ブランドをつくるのにとても大切な要素になります。
「良いもの」を使う
高価なもの、高級なものということではなく、質の「良いもの」を使うようにしましょう。長く大切に使うためには、品質の良いもの、きちんとしたものを使っていくことがポイントです。
「バターをのこぎりで切らない」適切な道具を使う
「バターをのこぎりで切らない」といわれるように、そのことに合った適切な道具を使いましょう。過剰品質のモノ、機能がありすぎて使いこなせないモノ、手に余るモノは必要ありません。
2番手以下のものはいらない
同じ機能のモノか2つ以上あると、そのモノに関わる時間が少なくなってしまい、また、自分の気持ちも分散してしまうので、2番手以下のモノは持たないようにしましょう。
身銭を切ってモノを買う
モノは自分で身銭を切って買うことによって、大切に使うようになります。タダでもらったモノ、支給されたモノではなく、自分で選び、身銭を切って納得のいくモノを使うようにしましょう。
トレードマークとなるようなモノ・道具を持つ
自分のトレードマークになるようなモノを使うと、やがてそれに合ったキャラクターになるので、モノを選ぶときには、自分のトレードマークを意識して選ぶようにしましょう。
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