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岩下敦哉の時間考

身近な「時間と心のゆとり」アドバイザーのあつやです。自分自身が時間をうまく活用できなくて困ったり、あがり症・人見知り・引っ込み思案で悩んだりゆとりがなかった経験から、専門の心理学や時間学の知識を活かして、ブログやHP・SNSなどで解決策を共有したり、本や小冊子で伝えています。

タスクのタイムロック

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タスクのタイムロック

タスクのタイムロック


先ほど「ワーク」を制する者が「時間」を制する、とお話ししましたが、「ワーク」のうち特に「タスク」が大物です。「タスク」の厄介なところは、大部分を自分で決めることができることです。夏休みの宿題と同じです。課題と提出日は決められていますが、「いつやってもいい」「どのぐらいのできばえでやってもいい」という「ゆるい」しばりなので、ついつい先延ばしになってしまいがちです。いわば『自分との約束なので「反故」になりやすい』という性質をもっています。


 


 どういうことかというと、タスクは「自分との約束」なので、つい「先延ばしぐせ」や「さぼりぐせ」がおこります。なぜなら強制力、つまり言ってくれる人がいないからです。また何をどのぐらいすればよいのかわからず、タスクも一度に終わらないので、何となくやる気が起こらず、手をつけなくなってしまいがちです。そしてやろうと思った時に、自分の中で「まだ時間はたっぷりあるので、あとでもいいや」という気持ちになってしまいます。


これを防ぐには、その「自分との約束」を「目に見える形でタイムロックをかけてしまう」しかありません。


 


そこで、簡単な3ステップで「タスク」をさばくコツ・方法をお教えします。


 


①まず、3つのラインを決めます。


3つのラインとは「スタートライン」「(マイ)エンドライン」「デットライン」です。


スタートラインはそのタスクをいつから手をつけるかを指します。少し眺めるだけでもいいので、「手に取る」という行動をする日を決めます。


 そして、(マイ)エンドラインは、いつまでに形にするかを決めてしまいます。音楽の拍と一緒でこの2つの点が決まるとテンポと拍子とリズムが生まれてきます。


最後にデッドラインは、提出日前日です。ここまでに修正も含めて完成しているというラインです。


この3つのラインを決めたらすぐに青色ボールペンで手帳に書き込みます。


 


②次にタスクをよく見て、「一口サイズ」にカットします。(サラミアプローチ、鯨を食べる方法)


そのままでは、手におえないタスクですが、量や質をよく考えて「小さく」「手におえる」タスクに切り分けてしまいます。それをタスクリストに順番にならべて、先のスタートラインからデッドラインまでの間の期間で手帳にそれぞれ書き込んでいきます。他のスケジュールと見比べながらだいたいの形でよいので、手帳に青色のボールペンでどんどん書きこんでしまいます。


 


③そして最後に、手帳に書いてある「タスクの日」が来たら、朝一番で手をつけます。


 大切なのは、あれこれ考えず、その日が来たら必ず手をつけるということです。


 やり始めると、思ったよりできてしまうもので、あっという間に終わってしまうこともあります。とにかくやることです。


もしほかの予定との関係や作業の進行状況で終わらなければ、残った分を次のタスクの日までの間にスケジュールとして手帳にすぐ書き込みます。


 ただこれだけのことなのですが、実践してみると、「夏休みの831日問題」はかなりの確率で解決されます。


 


このほか具体的な「タスク」のさばき方にはいろいろなものがあります。その性質に合わせて仕組みをつくって乗り切る方法をご紹介します。


 


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