身近な「時間と心のゆとり」アドバイザーのあつやです。自分自身が時間をうまく活用できなくて困ったり、あがり症・人見知り・引っ込み思案で悩んだりゆとりがなかった経験から、専門の心理学や時間学の知識を活かして、ブログやHP・SNSなどで解決策を共有したり、本や小冊子で伝えています。
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人づきあいはストレス
人生で最も悩ましいものといえば…
いきなり質問です。「人生で最も悩ましいもの」は何ですか?
そして、いきなり答えです。人生で最も悩ましいもの…それは「対人関係」です。
いつの世も人は対人関係で悩み、苦しみ、昔から演劇や小説、映画の題材になっています。
でも、自分の見方やとらえ方を変えたり、気持の持ち方やかまえをちょっとだけ変えることによりとても楽になり、悩みから解放されます。
これからそんなちょっとした知恵やテクニックを伝授しますので、実践してみてください。きっと対人関係で悩むことが少なくなると思います。
対人関係はやっぱりストレス
対人関係は「ストレス」です。
とてもストレートな表現ですが、突き詰めて言えば、私たちにとって対人関係はやはり「ストレス」なのです。
あなたはこれまで、こんなことを感じたことはありませんか?
①人の目が気になる、まわりから自分がどう見られているかをつい考えてしまう。
②いつも、つい人に気を遣い疲れてしまう。こちらが気を遣っているのに相手は気づかない、なかなか伝わらない。
③自分と合わない人、嫌だなと感じる人がいる。
④相手に遠慮してなかなか自分の意見が言えない、相手から嫌われるかも知れない、仲間外れにされるかも知れない、と感じることがある。
⑤相手が思い通りに動かない、言うことをきかないのがストレスである。
⑥不本意なつき合いが多い、相手に振りまわされて困る、自分が嫌なことをさせられる。
⑦薄っぺらな人間関係、中身のない虚しいつき合い、無意味なつき合いが多くて疲れる。そしてそれをやめたいけれどやめられない。
私たちは、多かれ少なかれ、何らかの対人ストレスにさらされています。特にこの7つのことは誰もが日常的にストレスと感じていることなのですが、社会の中で生きている以上、これらを避けることはできません。
対人関係克服三原則
では、どうすればこれらのストレスから自分の心を守れるのでしょうか。
そんな相談を受けた時、私はいつもみなさんに「対人関係克服三原則」として次の3つのポイントをお伝えしています。
①対人関係が得意な人はいないと考える。
②対人関係は自分の「心もち」次第でどうにでもできると理解する。
③対人関係を具体的な「技」「術」「テクニック」でのり切る。
かなり単純化していますが、基本的なことはこれだけです。ではどういうことか少しお話ししましょう。
人づきあいが得意な人はいない
対人関係が初めから得意という人はほとんどいません。まわりから得意だと思われている人は、対人関係を「上手にさばく」ために自分の方の「心もち」つまり「自分の認知」を変えているのです。またそういう人は、具体的な「技」「術」「テクニック」をうまく使って対策をとり、一つ一つ解決しているのです。
ここから少し心理学的な話になりますが、単純化して考えてみましょう。
まず、対人関係は二者の関係から始まります。
つまり、「自分」と「相手」です。
そして、相手は他者つまり「他人」です。ですから、まずこう考えましょう。
自他の関係における3つの心もち
①「自分」と「他人」は違う。それぞれ違ってそれでいい。【自他の区別】
②自分は自分、他人は他人、他人の目にどう映ろうと関係ない。等身大、ありのままの自分でいこう。それでいい。だから自分は他人からのコントロールや影響は受けない。【他者からのコントロール】
③他人は自分の思い通りにはならない。それでいい。だから他人の言葉、心や行動をコントロールしようとしない。【他者へのコントロール】
まず、自分と他人は違うという基本的なことをはっきり認めます。その性格や考え方、行動などについて差異があるのは当然であり、「それでいい」と思いましょう。そしてお互いに「違いを認め、違う道を歩む」ことが大切です。
次に、自他の区別がついたという前提で、「人の目を気にしない」ことです。自分が人生の主役なのですから、人に振りまわされないこと、他人の目にどう映ろうと気にしないことです。
その逆に自分も他人の言葉、心や行動をコントロールしようと思わないことです。
そう考えることができたらそれだけでもずいぶん楽になっているはずです。
そして、これらが二者の関係から三者の関係、三者の関係から集団の関係へとなっていった時も順々同じように考えていけばよいのです。
では、その3つの心もちを理解したところで、あらためて、先ほどの7つのストレスの対応策を考えてみましょう。その前に基本的なことをお伝えします。
人間関係は最初がポイント、個人情報は教えない
人とのつき合いは、最初がポイントです。新たに人間関係を築く時、気をつけなければいけないのが、連絡先やアドレスの交換です。
アドレスや携帯番号を教えるのは、当たり前になっていますが、とても気をつけなければならないことなのです。
知り合ったばかりの相手からいきなりメールや電話が届くのはどうかと思います。
私は基本的に連絡先は教えないことにしています。連絡先はプライベートな情報です。公開する相手はしっかりと選ばなければいけません。連絡先を交換する相手を絞ることで不幸な人間関係が減っていきます。
人とのつき合いは自己責任ですので、自分なりにしっかりと判断して、つき合い方を厳選しましょう。
みんなに笑顔で挨拶するように心がける
他人とは、笑顔で挨拶するようにしましょう。
「笑顔」と「挨拶」は武器です。されて嫌な気持ちになる人はいません。嫌な感情を抱いていても一気に吹き飛ばしてくれます。自分の気持ちも爽やかに、そして穏やかになります。
こんにちは、岩下敦哉です。
このたび、出版社からの依頼を受け、「人生を豊かに生きるための7つのトリセツ」という本を出版致しました。
この本は今までの人生で自分自身が悩んだこと、困ったこと、そしてそれらの解決策について書いています。
子供の頃から心配性で引っ込み思案だった私は、人とのコミュニケーションやものごととのつき合い方が苦手で、何をやってもうまくいかず、いつもあれこれ悩んだり、困っていました。
そんな時には必ずまわりの人たちが助けてくれました。対処法をアドバイスしてくれたり、心の持ち方や行動の仕方についても教えてくれたりしました。やがて、本を読んだり、自分自身で考えたりしながらそれらを一つ一つ解決していきました。
その時々でメモに残したことが後々また自分自身の役に立ったり、友人が悩んだり、困ったりしている時にアドバイスするネタになったりしたのです。この本は、そのメモをまとめたものです。
コロナ禍のこのような状況で、皆がたいへんな想いをしている中で、この本が大切な友人のお役に立てればと思い、一生懸命気合を入れてまとめました。
もしご興味がありましたらお読みいただければ幸いです。
岩下敦哉
岩下敦哉 人生を豊かに生きるための7つのトリセツ - Google 検索
2021 4月 | セルバ出版 (seluba.co.jp)
―時間は命、限りある時間を大切に―
時間は命そのものです。
生きている限り毎日1440分平等に与えられます。でも明日に持ち越すことはできません。今使うしかないのです。
過去に固執していても時間の流れは戻りません。やり直すこともできません。タイムマシンもリセットボタンもないのですから。今どう生きるかを考えましょう。今動けば未来が変わります。
現代の私たちの生活は、「やること」が多すぎます。それによって毎日疲れてへとへとになっています。まるで「千手観音を相手に百人組手をしている」ようです。
世の中が豊かでたくさん楽しいことがあるのに、心も身体も疲れてハッピーではないのです。
仕事に追われ、家族との時間や自分の楽しみの時間、ほっと一息つくゆとりの時間も取れず、ワーク・ライフ・パーソナルバランスがくずれ、心も身体も悲鳴をあげているのです。
こういう時こそ「本当の自分は何をしたいと想っているのか」をあらためて考えてみましょう。
自分の心に正直に、正面から、素直に向き合って自問自答してみてください。
何が見えましたか。
私は3つの想いが見えました。
①好きなこと、やりたいことをする時間を持ちたい
②家族(大切な人)との時間を持ちたい
③ゆったりとした気持ちになる、ゆとりの時間を持ちたい
それが見えたら「何がしたいか(ゴール)」「なぜしたいのか(想い)」をしっかり強く持ってください。
そしてそれができたら、大切なものから順に手に取っていきます。すべて拾うことはできません。
まず「やること」を減らしてから、いろいろな仕組み、時間ツール、ワザ、つまり時間術をうまく使って「タスク」をさばいていき、家族や自分の時間をつくっていきましょう。
時間を使う時には、その性質や使い方のパターンなどを理解していると上手に使うことができます。
そして小手先のワザに頼らずしっかりした仕組みをライフスタイルとして習慣化していきましょう。
「ワーク」の比率が減ってくると自然とゆとりが出てきて、家族や自分の時間を考えるようになります。
そのときも先ほどの「秘密の仕組み」などを参考に楽しんでいくときっと豊かで幸せな時間を過ごすことができます。
それぞれの時間も「ON」と「OFF」のバランスが大切です。「ONがあるからOFFがある」ということです。そのメリハリがうまくつけられるようになると本当の意味での「ワーク・ライフ・パーソナルバランス」が実現できるのではないでしょうか。
やがて幸せの種から芽が出て、大きな花が咲き、豊かな実をつけることになるでしょう。
この本を手にしたあなたにそうなっていただければこの本を書いた甲斐があったと思います。
また、私の家族やまわりの人たちにも何かを伝えることができたなら、私がこの世に生きた証となるでしょう。
あなたのこれからの人生が豊かで幸せなものになるように祈りつつ筆を置くことにいたします。
最後までお読みいただきありがとうございました。 enjoylife!
岩下敦哉
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本はたった数時間で他人の人生を教えてもらえるツールである
読書の素晴らしさは、その本を書いた人のノウハウや哲学、人生をたった数時間で追体験できるところにあります。
こんなに素晴らしいツールきはありません。
昔の人が書いた本も読むことができるのです。
まさに「タイムカプセル」です。
ものすごい圧縮率の時間貯金ではないでしょうか。
本を読まないという選択肢はありません。
専門のサービスを使う
多少お金がかかっても、専門のサービスを使うことをお勧めします。
専門サービスを受けると、そのことにかかる自分のテマヒマだけでなく、そのことを自分が上手にできるようになるためのスキル獲得・時間、道具の準備や片づけのテマヒマ・コストなどをする必要がなくなり、格段に自分時間が増えます。
たとえば、洗車、エアコン掃除、庭木の手入れ、日曜大工、料理、家事など身近なことでもいろいろあります。
専門のサービスを使い、自分時間が増えた分家族のため、自分のための時間を有意義に使いましょう。
朝は時間が限られていて、しかも意外にやることが多い
おそらくあなたも感じていると思いますが、朝の時間は限られています。しかも意外にやることが多いのです。
だから当然気持ちがあせってきます。
そこで、やること自体を限定し、そのあせりから解放されましょう。
時間が限られているのは仕方ありません。かといって、早起きして作り出した大切な時間を身支度に使いたくはありません。
ならば、「やること」の方を減らしてしまいましょう。相手をするタスクの数を減らしてシンプルにすれば、頭の中もスッキリしますし、心も落ち着いてきます。
また、朝の作業はタスクリストや持ち物リスト、時間割などでなるべくルーチン化し、いちいち考えなくてもよいような仕組みづくりをしましょう。
いらないダイレクトメールは断る
一事が万事です。
毎日帰宅すると、郵便受けに不要なダイレクトメールが届いていると思います。あなたはどうしていますか。
ひとつずつ手にとって、イヤイヤ開封し、不愉快な思いをしながらゴミ箱に捨てます。
相手が勝手に送りつけてくるのだから仕方がない、と思わず、相手に連絡して送付を止めてもらいましょう。
たった一度だけ、テマをかければ、もう二度と送られてきません。この「イヤイヤ作業」から一生解放されるのです。
精神的な苦痛もさることながら、いちいち開封して中身を確認し、捨てるという一連のムダな作業がなくなるだけでも自分時間が確実に増えていきます。
1分節約すれば、1分長生きしたのと同じです。
限られた時間の中では「できることだけ」をやる
限られた時間の中では、「できること」から手をつけ、「できることだけ」をやるようにしましょう。
時間が限られている状態で最大限のパフォーマンスを出していくには、「できないこと」に着目するのではなく、まず「できること」から手をつけ、1つでも多くの完成品をつくっていきます。
確実に成果が上がってくるので、精神的にも落ち着き、全体がよい方向に好転していきます。
そのうち、「できないこと」自体が不要となることもありますので、とにかく「結果」「実績」を残しましょう。
「ブルーマンデー」を退治する
毎週日曜日の夕方、必ずあなたを襲ってくる恐ろしい怪人「ブルーマンデー」。経験がありませんか。
よく考えてみると、月曜日の朝までまだ半日以上あるのにずっと頭にこびりつき、決して離れることがなく、そのまま職場まで引きずってしまう恐ろしい相手です。
何となく仕事のことが気になったり、ダンドリや予定のことを考えてしまい、せっかくの休日気分が台なしになってしまいます。
それを退治する方法があります。
それは、「休日にはいる前の日の午後、翌週月曜日の予定とダンドリを確定させてしまうこと」です。たったそれだけです。
週明け月曜日になってから、手元にある仕事、抱えている仕事などを確認し、ダンドリや準備をしている間に外部から新たなアポイントや仕事が舞い込んでくるのが月曜日です。
あらかじめ自分の動き、やること、手順、ダンドリを決めておいて、手帳に記入して、準備まで終えておき、朝職場に着いたら何も考えなくてもスタートできる状態にしておきます。
仮に外部からアポイントや仕事が入っても、「この時間は予定が埋まってます」「このぐらいの時間で終わります」などと冷静に対応できますので、時間と気持ちにゆとりができるのです。
これだけで「ブルーマンデー」を退治できます。
とても簡単な方法ですので、あなたもぜひ試してみてください。
「早寝早起き」ではなく、「早起き早寝」
早寝早起きはなかなかうまくいかないことは経験的にわかると思います。
いきなり早寝といっても、なかなか早く眠れないと思いますし、かりに早寝できたとしても、確実に早起きができるというものでもありません。
早起きを習慣にしたいのであれば、とにかくまず「早起き」をしてみることです。だまされたと思ってそこから始めましょう。
最初は多少つらさもありますが、まず起きる時刻を固定してしまいます。すると、起きていられる時間が経過すると、自然と眠気がさしてきます。
そうなったときにためらわず寝てしまうのです。これをくり返しているうちにだんだん寝る時刻が安定してきます。そうなったらしめたものです。あとは、そのまま起きる時刻を固定してしまいましょう。早起きするようになると、自然と早寝をすることになり、結果的に「早寝早起き」の習慣が身につきます。
一番の時間の浪費はさがし物である
あなたもいろいろな本やデータでその恐ろしさはよくご存知だと思いますが、「さがし物」は最大の時間の浪費です。でも、なかなかなくなりません。
さがし物は「モノが見つからない」という状況のことに着目してしまいがちですが、実は、あなたの行動を変えることによって格段に減らすことができます。
まず、「モノを減らすこと」です。持っているアイテム、相手をする数を減らすことにより、管理しやすくしましょう。同じ機能を持つモノ、不要なモノ、使っていないモノ、使う頻度の低いモノを減らしましょう。
次に、「使う場所の近くに使いやすいようにモノを配置する」ことです。使いたいときにすぐ使え、使いやすいように出すことができると時間もテマも少なくなります。
そして最後に、「使ったら元に戻す」ということです。おそらくこれが一番苦手ではないでしょうか。
元の場所に戻しておけば「定位置・指定席」が守られ、整理整頓完了です。
モノを減らしたり、探しやすい仕組みをつくることでずいぶんムダな時間やテマを減らすことができます。
マルチペンとポストイットを家中に置く
外出のときに持ち歩くだけでなく、家の中でもアイディア、タスクなどを思いついたときにすぐメモできるように、家のあらゆる所にマルチペンとポストイットを置いておきましょう。
とくに、トイレ、ベッドルーム、脱衣所、キッチンなどでは、アイディアを思いついたり、ふと用事を思い出したりすることがあります。
でもまたすぐに蒸発して消えてしまうので、その場でメモすることが大切です。
ぜひ試してみてください。自分時間を有効に使えるようになります。
紙の手帳を使う
「シンプル」「スマート」「スピーディ」に動くには、司令塔となる手帳へのアクセスタイムが重要です。
人とのスケジュール調整や不意に入った予定など、電源を立ち上げたり、データを読み込んだりするアクセスタイムがなく、いつでも持ち歩ける紙の手帳が便利です。
サブの手帳やデジタルデバイスのスケジューラーを併用するにしても、紙の手帳が優れている点が多いのでメインは紙の手帳がおススメです。
ポストイットを使う
ポストイットは時間を節約するのに大変便利なツールです。
単純なメモとして使うだけではありません。
手帳にそのまま貼れるので、タスクリスト、データ、地図、拡張メモ、連絡先リストなどに使えます。
また、机や壁にそのまま貼れるので、掲示、訪問メモ、メッセージ、マーキング、連絡票などにも使えます。
そして、そのまま人に渡せるので、メモや伝達事項もいちいち書き直す必要もなく、時間がムダになりませんし、貼ってはがして並べ換えが自由なので、ブレインストーミングや頭の整理、意見交換などにも最適です。
「書き直しのテマヒマがかからない」「多用途に使える」「貼れる」という時間活用においてはなくなはならないアイテム、ツールのひとつです。
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「時間不足」は「時間不足感」である
「時間が足りない」という状況は、実は「時間が不足している」と感じるところから生じています。
同じ時間でも自分でコントロールし、タスクを要領よくさばき、全体が見えていると、「不安」や「あせり」を感じることがないので「時間不足感」は生じません。
タスク量が多くて、本当に時間が足りないのであれば、「できることだけ」にしぼってやるようにしましょう。
待ち時間は「神さまがくれたブレイク」と考えよう
不意に待ち時間ができることがよくあります。
そんなときは「待たされた」「ムダな時間だ」と思わずに、「神さまがくれたブレイク」と思って積極的に休んでしまいましょう。
無理に予定を入れても中途半端ですし、後のスケジュールを圧迫するリスクもあります。
「時間を売る生き方」はしない
ビジネスマン、サラリーマンは月給、パートタイマー、アルバイトは日給、時給という形で、私たちは「時間」と引き替えに給料を稼いでいます。もちろん「労働の対価」として・・・。
残業したところで「時間単位」です。時間を「切り売り」してお金をもらっているとも言えます。
さらに言い換えれば、自分の命、寿命を切り売りしてお金をもらっているということなのです。
自分の命1時間はいくらでしょうか。1分いくらでしょうか。
売った時間は二度と戻っては来ません。
それでもあなたは残業しますか。
細切れ時間は「砂金」と同じである
細切れ時間は砂金のようなものです。集めればとても大きな金塊になります。そして大きな価値を生みます。
少しの時間もムダにしないように大切にしましょう。
「手帳を開くこと」は「人生を拓く」こと
手帳は「ワーク」「ライフ」「パーソナル」バランスをとるための大切なライフツールです。
単にスケジュールや行事を書き込むだけのためではなく、自分の生き方、行動のしかた、大切な人との約束など、自分の生涯に関わる大切なツールです。
手帳を開くということは、すなわち人生を拓くことにつながるのです。
時間が足りないときこそ本を読む
時間が足りないと感じたときは、何かに追いつめられていたり、焦燥感や不安で心がいっぱいになっています。
そんなときこそ、そのタスクに関係すること、生き方、考え方、時間の使い方などの本を読みましょう。
何か必ずヒントが見つかり、「氷がとけるように」、「霧が晴れるように」視界が広がることが多いものです。
マイペースとは先行逃げ切りタイプのこと
マイペースは「のんびり型」のことではありません。
自分のペースで最初から最後までタスクを進行できる人のことをマイペースといいます。
つまり、「先行逃げ切り型」のことを指します。
マイペースでものごとを進めたければ、人に先んじて行動を起こすことが大切です。
スケジュールにはブランクが大切である
自動車のハンドルに「あそび」があるからうまく運転ができるのと同じで、スケジュールにも「ブランク」「バッファー」といったゆとりが大切です。
すべてキチキチに詰め込まないでスキマをつくった方がうまくいくので、あらかじめスキマをつくっておくようにしましょう。
残業は「時間の借金」である
残業すると「残業代もでるし」「仕事をやっている感じになるし」「みんなもやっているし」何かよいことをしている気になってしまいがちです。
でも、よく考えてみてください。本当だったら就業時間内にやらなければならない仕事、終わらせなければならなかった仕事を時間外に先送りしていると考えられませんか?
しかも、職場の光熱費や機器、道具を潤沢に使って・・・。
それだけではありません。
自分の心を犠牲にし、自分時間を犠牲にし、家族を犠牲にし、命と同じである大切な時間を犠牲にしているのです。
よく考えてみてください。残業は単なる「時間の借金」です。必ず何かを犠牲にしています。その時間は別の時間で返さなければならないのです。
夜はダラダラするので作業を早く切り上げる
夜は起きてさえいれば、朝までデッドラインがないので、いくらでも時間がありそうな気になります。
それに加えて、体力、気力、集中力が格段に落ちているので、同じ時間をかけても効果が上がらないのです。
ダラダラと作業や思考を続けるよりも、早く切り上げて休息や別のことに時間を振り分けた方がトータルでリソースのムダがなくなります。
選択することに時間をかけないこと
人生においては、とても大きな選択をしなければならないときがいくつかあると思います。
でも日常の選択、「何を食べるか」「どの店で買うか」などの小さなことにあまり時間をかけないようにしましょう。どちらにしても大差ないのですから。
メニューが決まらない、買い物に時間がかかるといった時間の浪費の積み重ねが自分時間を浸食していきます。
時間を人と「ずらす」ことにより、「ゆとり」を得る
人間の行動パターンはだいたい「似たり寄ったり」です。
朝の通勤ラッシュ、昼のランチ、給料日のあとの銀行、休日のレジャーなど必ず混雑し、行列ができます。
食事、買い物、手続き、移動など様々な場面で時間を人と「ずらす」ことによって、「混まない」「並ばない」「高くない」という大きなメリットを享受することができます。
少しだけ人と時間をずらすと、「ゆとり」を持つことができ、時間を有効に使えるだけでなく、精神的にも安定します。
「忙しさ」をならして平らにする
「忙しさ」の源は、「多忙感」つまり「忙しい」と思う心にあります。
現実にそこにあるのは、「かかえているタスク量」と「持っている時間」、「かけられる労力」のバランスの不均衡で、これを頭の中、心の中で「気持ちのあせり」や「疲労感」とミックスされることによって感じているだけなのです。
ダンドリやスケジュール管理、タスクリストなどをうまく使って、タスクをならしてみると、意外と忙しさを感じなくなることが多いものです。
つまり、忙しさをならして「山と谷」を平らにすることが大切なのです。
明日履いていく靴を玄関にそろえておく
翌日履いていく靴を前の日に用意しておくと、それだけでも朝ドタバタすることがなくなります。
単に靴の準備ということだけではなく、心構え、生きる姿勢としても大切なことであり、前日天気予報などを確認する必要もあるので、ライフスタイルとして取り込むとよいのではないでしょうか。
翌日の天気予報をチェックする
天気と気温を前日にあらかじめチェックし、服装や持ち物を準備しておく習慣をつけましょう。
また、同時に次の日のスケジュールやダンドリに天気の影響がないかの確認をしておくようにすると、当日の朝にドタバタしなくても済み、精神的にもゆとりを持った朝をむかえることができます。
週末の買い物は帰りがけに済ませる
必要なもの、不足しているものを週末に買おうとすると、ある一定時間をその買い物に費やさなければならなくなり、買い物自体の時間、行動、移動時間、思考も拘束されてしまいます。
それを避けるためには、平日の帰りがけに「ついでに」買い物をしてしまいましょう。
仕事帰りのルートではたいがいのモノが手に入るので、その方が休日を有意義に過ごせます。
一筆書きの術
朝に限りませんが、家の中や買い物などに有効なワザとして、一筆書きの術があります。
これは、動線を考えてダンドリをするという単純なことなのですが、朝のことを考えてみると、洗面所、トイレ、キッチン、リビング、玄関、クローゼットなど、モノを取りに行ったり準備したりするのに同じところを何度も行ったり来たりしていませんか。
なるべく一度で済むように作業をまとめる、順番を変える、モノの置き場所を変えるなどして、動線をスッキリ一筆書きにすると、時間の浪費がなくなり、格段に自分時間が増えます。
夜討ち朝駆け
夜と朝の時間を有効に使うことによって、人の2倍、3倍の効果をあげることができます。
自分自身がその時間に何かをするというのではなく、「投げられるボールはあらかじめ前の日に投げておく」「受け取り・確認作業は朝一でやってしまう」ようにすると、自分が動いたのと同じ効果があり、結果的に相手より2日分有利にものごとが展開できます。
「夜のうちに何かを依頼しておいて、朝までに結果を受け取る」「朝一番に連絡が取れるように夜のうちにメールをしておく」など簡単なことなのですが、自分時間が格段に増えます。
「時間はお手玉・ジャグリング」、投げ方次第でいくつでもできる
時間は上手に、素早く、手際よくまわしていけば、お手玉やジャグリングのように、一度に扱う玉の数、相手の数を増やすことができます。
少しずつ上手になるように訓練していきましょう。
時間の貯金「貯時間」をしよう
「先延ばし」と反対に「先取り」してものごとを進めると、時間にゆとりができます。
そのゆとりをアクティブなことに再投資することによって自分時間が雪だるま式に増えていきます。
ある意味、時間の貯金「貯時間」をしたことになります。
できるだけ自分のために時間の貯金をするように心がけましょう。
他人の時間を買う
知識、経験、本、講演会、サービス、技術など他人が培ってきたノウハウなどを買えるのであれば、同じだけ自分の時間を費やすより買ってしまいましょう。
それらを買うことによって自分時間が増え、あなたにしかできないことをやることができます。
迷わず、他人の時間を買いましょう。
交通機関は金額ではなく、時間優先で選ぶ
同じ目的地へ行くのに、複数の選択肢があります。
「そこへ行って何かを成し遂げる」というゴールがあるのであれば、迷わず「時間優先」で交通機関を選びましょう。
たいがい時間優先で考える方が心身ともに負担が少ない場合が多く、結果としてトータルでの成果を出しやすくなります。