身近な「時間と心のゆとり」アドバイザーのあつやです。自分自身が時間をうまく活用できなくて困ったり、あがり症・人見知り・引っ込み思案で悩んだりゆとりがなかった経験から、専門の心理学や時間学の知識を活かして、ブログやHP・SNSなどで解決策を共有したり、本や小冊子で伝えています。
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学びとは何かを考える
「学び」は私にとって、人生の楽しみ、ライフワークであるとともに、自分を助けてくれるツールでもあります。
まず、「学び」の目的や種類、学び方などについて、私の経験から少しお話したいと思います。
「学び」とは
「学び」とは
あなたにとって「学び」とはなんですか?
「勉強」という言葉を聞くと、なにか学校で強制的に、そして受動的に行われる儀式のようなイメージをもつ人もいるかも知れません。
でも「学び」とは・・・、
学びって・・・。
学びは、「知的好奇心を満足させ、知恵や技術を修得し、人生を楽しく豊かに過ごすためにするもの」です。
私はこのように考えています。
学問の世界は自由です。人から強制されるものではなく、いつどこから始めてもよく、いつ終わっても、どこでやめてもよいのです。そして何を学んでもよいのです。
そして、私の中の学びの楽しみ、コツは次の3つです。
①知りたいこと、楽しいこと、好きなことを自由に学ぶ
自分が興味・関心を持ち「知りたいなぁ」と思ったこと、時間を忘れて「楽しいなぁ」と思うこと、ずっとやっていても飽きない「好きだなぁ」と思うことを自由に学ぶことが大切だと思います。
②「答え」ではなく「解き方」や「考え方」を学ぶ
いつでも、どんな場合でも解を導き出すことができ、たとえ直接的に解につながらないとしても、何らかの形で先につながり、そして何かに応用できるようになります。自分の頭で考えることが大切です。
③学んだことを人に伝える
自分で学んだだけでなく、人のためになること、人に伝えることなど、常にアウトプットを意識して学ばないと、ただ「やっただけ」になってしまいます。学んだことを自分の中で再構築して、何かの形でアウトプットしましょう。そうすると学ぶことがとても楽しくなります。
相手の気持ちを大切にする(自分→他人)
相手にも気持ちがある、だから相手の気持ちになって考えてみる
あたりまえのことですが、自分に気持ちがあるように、相手にも気持ちがあります。これまで、自分の気持ちやその悩みにフォーカスして考えてきましたが、それと同じようにそれぞれの人がそれぞれの悩みを持っているのではないでしょうか。
一度相手の気持ちになって考えてみると、相手が何を感じているか、どう思っているか、自然と見えてきます。
自分の気持ちを大切にするのと同じように相手の気持ちを大切にすることができれば、人間関係がうまくまわっていくようになります。そして、お互い気持ちよく暮らせて、幸せを感じられようになります。
自分が主役 人目を気にしない(他人→自分)
自分軸でいつでも自分らしく生きる
自分を軸にして生きると、自分がどうありたいのかを中心に考えるので、迷いがなく、人に左右されることもありません。
他人の目を気にせず、好きなこと、得意なこと、やりたいことをやる
ストレスのない人生を送るために大切なことは、他人に左右されないことです。
そして、他人の目を気にせず、好きなこと、得意なこと、やりたいことを続けるのがいいと思います。
人の目を気にして、自分ができるように見せるため、「まず弱点の克服を先に」と思うのが普通ですが、弱点を克服しようとする段階で失敗をくり返すため、結局「できない自分」を見せることになり、余計に自信を失ってしまうのです。
他人の目を気にせず、好きなことや得意なことをしていれば、失敗も少なく楽しいので、
「これは本当に自分がしたいことなのかどうなのか」を基準に「自分目線で行動する」ようにしましょう。「他人」ではなく「自分」がどう思うかを大切にしましょう。
他人の目を気にしすぎると、他人の評価をベースでしか生きられなくなる
自分を受け入れられるようになると、自分の価値を他人の評価によって決めないようになります。
これは自分軸といって、どんな自分でもOK、大切な存在であると思えるようになることです。そして自分の価値を自分で決められるようになるのです。
反対に自分自身の価値を、他人や社会からの評価に置いている場合は、完全に他人に自分の生き方やあり方がコントロールされてしまうことになります。
他人から嫌われたり、評価されないということは、自分の価値がなくなるという不安や恐怖と直結しているからです。
他人の目を気にして、他人の評価が自分の価値そのものである思っていると、他人に受け入れてもらえる自分でいること、よく評価されることを優先するので、ありのままの自分を受け入れるということが、とても難しくなります。
自分の本心を隠して、他人に好かれる自分を無理に演じたり、立派な自分であろうとすると、自分のネガティブな部分は出しにくくなるので、いろいろ自分を隠すことや偽ることも多くなってしまいます。
本当に大事にするべきことは、他人の意見や評価なのか、自分の本音や気持ちよりもそちらを優先することが、本当に自分の幸せなのか、再度じっくり考えてみた方がよいのではないでしょうか。
他人よりも自分の本音や自分の気持ちを優先したい、大事にしたいと心から思えたとき、ありのままの自分を受け入れていくことができるようになります。
人と比べるのをやめる
自分の無意識のうちに、人と自分を比べていませんか。
人と比べる傾向がある人は、他人との関わりのなかで「自分なんてダメだ」「相手の方が優れている」と思ってしまう傾向があり、劣等感やコンプレックスを感じやすくなります。
いつも他人と自分を比べてしまう人は、まず比べることをやめてみましょう。
「人は人、自分は自分」「違っていいんだ」「それぞれなんだ」と割り切って他人と関われるようになれば、ストレスも減ってきます。
無意味で、不要なプライドは捨て、アドバイスを受ける
自分が得意でないことについては、素直に他人からのアドバイスを受け入れられれば、今まで頑固に拒否していた他人の意見を素直に聞くことができ、いろいろなことを知ることができ、選択肢も広がります。
あまり必要でないときのプライドは捨て、まわりからさまざまなアドバイスをもらったうえで、自分の意見をまとめていけばいいのです。
不安・心配・プレッシャーから解放され、スッキリする(自分⇔頭と心)
不安とは「安全でない」ということ
不安は、「安全でない」ということを自分に知らせるサインです。
はじめての場所へ行くときは、そこは未知の場所であり、自分にとって安全な場所かどうか確認が取れていないですし、はじめての人に会うときは、その人が自分にとって安全な人か、つまり自分に危害を加える人か、自分と敵対する人か、自分と合わない人かなどがわかっていないのです。
不安には2種類ある
不安には2種類あります。「知らないから不安」という不安と「何が起こるかわからないから不安」という不安です。言い換えれば、「知らないことを知ればなくなる不安」と「そのことを知ってもそのことが終わるまで解決しない不安」の2種類があるのです。
「知らないから不安」
「知らないから不安」は「知らないこと」を人から聞いたり、調べたり、実際に見たり、経験してみたりして、「知ること」によって解決する不安です。
私たちは、自分の安全をはかるため、知らないことについて不安を感じ、それを解消するために調査や探索行動をとって少しずつ知ることによって不安を解消しています。むしろそのために「不安という感情のメカニズム」を創り出したといってもいいかもしれません。
ですから、「知らないことを知ればなくなる不安」ということになり、比較的容易に不安の解消ができるのです。
「何が起こるかわからないから不安」
「何が起こるかわからないから不安」というのは、引っ越しをしたり、進学して新しい学校に入学したりするときに起こる不安です。
この種の不安は、引っ越し先の地図や地域情報などをいくら調べても、あるいは学校案内、学校説明会などでその学校の情報を調べていても、実際に暮らしてみてわかること、実際に入学してみてわかることが多いので、次々と知らなかったことが出てきて、最初に一度調べたことだけでは不安の解消につながらないのです。
ですから、「そのことを知ってもそのことが終わるまで解決しない不安」となり、すぐには解決できません。
この不安に苛まれたときは、しかたがないので、「その不安を受け入れ、少しずつ知っていくことにより解消されるのを待つ」ということにつきます。それしかありません。
そして、私ができるアドバイスは次の3つです。
「みんなが同じように不安になります。」
「誰かに聴いてもらうと楽になります。」
「自分だけが弱い心を持っていると思わないことです。」
不安と心配は違う、お化けは見えないから怖い。顕在化・可視化する。
相手をするモノゴトが見えないから漠然とした「不安」が湧き起こるのであって、見えたら具体的な「心配」に変わるのです。
お化けは見えないから怖いと感じるのです。つまり「見えない」から、「正体がわからない」から怖いのです。実体がないので、頭と心の整理、思考の解決をすることができず、いつまでたってももやもやと不安が続くのです。しかも、考えれば考えるほど膨張していきます。
相手の実態がわかってしまえば、どういう相手で、どう攻略するか、どう戦うかが見えてきて、具体的な「心配事」に変わります。
ですから、なるべく早く「不安」を「心配」に変えてしまいましょう。
「不安」はみんな持っている
だれでも「不安」を感じてあたり前です。大切なのはそれにどう対処するかが大切です。
人間だれしも、「不安がない」「まったく動じない」というわけにはいきません。不安は感じてあたり前、その不安にどう向かっていくか、そうなった時にどう対処すればよいかという具体的な方法を探す事で、心もちを安定させ、落ち着いた行動をとることにつながります。
不安を感じた時は
不安を感じるとき、「これからのすべての活動を停止・休止・禁止する」というのではなく、「暗い夜道を歩くように、足元をライトで照らして慎重に一歩一歩進んでいきましょう」というぐらいの気持ちでいることが大切です。
経験的に、不安なときは、「長くゆっくりとした呼吸」と「軽いウォーキング」が効果的です。心臓の拍動は自分でコントロールすることはできませんが、呼吸は自律的にも意識的にも動かすことができ、それを意識的にコントロールすることによって、身体の動きから心にアプローチすることができます。
呼吸を整え、ゆっくり呼吸することによって、「身体は落ち着いているのだ」と錯覚させ、心を落ち着かせていくのです。ある意味、自分の心をだましているとも言えますが、たいへん効果があります。
そして、ウォーキングなどの軽い運動をすることで体に少しだけ負荷をかけ、心の緊張感・ストレスとのバランスをとっていきます。すると、身体と心の負荷が均衡してきて、自然と不安が薄らいでくるのがわかります。
不安であることが自覚できているのであれば、「自分は不安な状態である」「自分は不安を感じている」「不安に思っていることがある」ということをまわりの人に伝えてしまうという方法が解決への近道です。
不安を自覚し、伝えてしまうことによって、自分自身もその状態をあらためて自覚(他覚)することができ、相手も、「あの人はそう思っているから不機嫌なんだな、イライラしているんだな、態度がおかしいんだな」と納得がいくようになります。
不安の理由を「目で見える」形に表現してみる
「理由はわからないけれども不安でたまらない」状況はよくあります。
そんな時は、心に思った事や頭に浮かんだことや言葉を紙に書きだしてみましょう。
例えば、なんとなくと「明日が嫌だな」と感じたならば、それを紙に文字で書く事で「なぜ明日が嫌なのか」「なにが嫌なのか」「自分の心がどう感じているのか」と不安の理由がはっきりしてきます。そして書き出す事で、脳の混乱やあれこれ考える作業負担が軽くなり、その分脳が対策を考える余裕がでてくるのです。
不安や心配を解消する方法
なぜ私たちは不安や心配を抱えてしまうのでしょうか。「不安」「心配」とはどういうものなのでしょうか。
それは「不安は見えない、わからないから不安」、「心配は知らない、やったことがないから心配」ということなのです。
「不安」は、おばけのように、見えないものごと、何だかわからないものごとに対して抱く漠然とした感情や感覚です。
これに対して「心配」は、知らないことややったことのないこと、つまり経験したことのないものごとに対して抱く感覚、感情です。
ですから、「不安」に対しては、見えるようにすること、「心配」に対しては、情報を集めたり、調べたりしてみたり、あるいは実際経験してみることで解消することができます。
また、悩んでもどうにもならないことに悩まないことが重要で、どうにもならないことは、誰にとってもわからないのですから、引きずって悩むだけ時間と心のエネルギーのムダというものです。
ですから、どんな不安や心配を抱えているのかをはっきりさせていくことからはじめましょう。
無理やりポジティブになろうとしない
不安な気持ちや心配なことがあるなら、その心をあるがままに受け入れてしまいましょう。つまり、「不安がある」、「心配事がある」と自分自身できっぱりと認めてしまうのです。
そうすると、気持ちも楽になり、むやみに不安や心配事に振り回されなくなります。まず自分の気持ちに正直になって、不安や心配事と向き合うことが大切です。
そして、無理矢理それにさからってポジティブになろうとせず、ただひたすらそれを受け入れていくことから始めましょう。
不安を手放す
不安は手放しましょう。
といっても、どうしていいかわからないですよね。
例えば、不安な気持ちをそのまま友人や知人などに話してみるのも一つの方法です。つまり一人で抱え込まないで自分の外に出してしまうことです。一人で抱え込んでいると、どうしても考えが自分の中だけで堂々巡りになって、不安がどんどん膨らんでしまいます。グチでも告白でもカミングアウトでもかまいませんので、思い切って誰かに話してみましょう。そうすると不安はどんどん小さくなっていきます。
頭の中、心の中の声を紙に書き出す
本当の自分を受け入れるためには、自分の表と裏、光と影の部分をすべて見ること、認めることです。
そのためには、自分の頭の中の思考や心の中の感情にしっかりと意識を向け、自分は普段なにをどのように考えているか、感じているかを把握することが大切です。
その方法は、とにかく紙に書き出してみることです。
頭で考えていること、心で思っていることは、すぐに蒸発して消えてしまうので、必ずノートなど紙に書き出してアウトプットしてください。
毎回外に出していくと、無意識に考えていたこと、思っていたことに自分自身気づき、フィードバックされます。
そうやって書き出したものを、良い悪いなどと判断せずに、「ああ、自分はそう感じているのか」とただ自分にフィードバックする練習をしてください。
自分の中から次々に出てくる様々な思考や感情を、紙に書いてそのまま眺める練習をしていくと、いろいろなことに気づきます。
そして何度もくり返していくと、自分の癖になっている思考パターンや感情の傾向を見つけることができるようになります。
「自分の中に知恵の神さまがいる」と考える
「答えは自分の中にあります」と事あるごとにお伝えしていますが、難しい課題に直面した時は、「自分の中に知恵の神さまがいる」と考えましょう。
そう考えれば、すぐに答えがわからなくても、パニックになったり、見栄を張って答えを知っているふりをしたりする必要はなく、穏やかな気持ちでじっくり答えを見つけることができるようになります。プレッシャーや焦りから解放され、落ち着いた気分になれます。
「不測の事態」を「起こり得る可能性の一つ」と考える
人は誰でも予想外の事が起きるとパニックになります。
何かのトラブルが起きたとしてもそれに対する対処法がわかっていて、自分がそれに対応可能であり、確実に実行できる状態であればそれほど不安にはなることはありません。
「こういう事態になれば、こういうトラブルが起きる可能性がある」という予測を立てれば、不安は確実に軽減していきます。ゴールまでのコースを何パターンも作っておくようにすればよいのです。
トラブルシューティングを考えておく
日常的によく起こる可能性のあるトラブルに対して、リカバリーの方法をいくつか用意しておくと精神的な安定につながります。
外出に財布を忘れた時、帰るための交通費や一日過ごせるだけの現金をバッグや定期入れに入れておくなど「トラブルシューティング」を用意しておくと安心です。
何か起こった時に慌てず、騒がず、落ち着いて対処することができれば、心がざわついたり、不安に苛まれることがなくなります。
感情の取り扱い方ひとつで、「感情にふりまわされなくなり楽になる」「嫌な気分を引きずらなくてよくなる」「解放されて自由に生きることができる」のです。
ストレス(心⇔身体)
心と身体の両方からのアプローチでバランスをとり心を安定させる
不安やストレスを感じたら、意識的に深呼吸やあくび、伸びをすると落ち着きます。
心と身体は双方向に影響し合っていて、つながっているからです。そして不安やストレスを感じると心臓がドキドキしたり呼吸が荒くなったりします。
そういう時は、ゆっくりと深呼吸したり、あくびや伸びをするなど、意識的に身体を動かすことにより、心を落ち着かせる事ができます。
つくり笑いでも、とにかく笑ってみる
非言語行動論、つまりノンバーバルコミュニケーションの世界では、人間は「悲しいから泣くのではなく、泣くから悲しくなるのだ」と言われています。
実際には、もちろん「悲しいから泣いている」ことが先にあるのですが、「悲しことがあって、泣いている自分をもう一人の自分が認知して、泣いているという行動を自分が再認識し、そのことによってより悲しみが増して、より悲しさが喚起される」「泣くから悲しくなる」と言われています。
笑いも同じです。「笑うから楽しい」というふうにとらえて、悩みや不安で心が押しつぶされそうな時こそ、気持ちは楽しくなくても、笑っている時の顔をしてみましょう。表情だけでも笑ってみると、不思議と後から気持ちが落ち着いて、楽しくなってきます。
身体の方から心にアプローチをして、感情に影響を与える方法です。
気持ちが落ち着くトリガーグッズを用意しておく
人間の脳は、好きな音楽を聴く時、小説やエッセイなどを読む時、好きな映画を観る時、脳が落ち着いています。
不安になった時は、その曲を聴いたり、本を読んだり、映画を観たりする事で気持ちが落ち着き、前向きにものごとが進められるようになります。そのようにトリガー(きっかけ)となるものを用意して意識的に使ってみると、ストレスが減ってきます。