身近な「時間と心のゆとり」アドバイザーのあつやです。自分自身が時間をうまく活用できなくて困ったり、あがり症・人見知り・引っ込み思案で悩んだりゆとりがなかった経験から、専門の心理学や時間学の知識を活かして、ブログやHP・SNSなどで解決策を共有したり、本や小冊子で伝えています。
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整理と片づけ
「整理と片づけ」のゴール・目的
- 何のために整理や片づけをするのか? -
では、具体的な話に入る前に、何のために整理や片づけをするのかについて、少し考えてみましょう。
Q1. 「整理と片づけ」の対象は何でしょう?
A1. 言うまでもなく、「整理と片づけ」の対象は『モノ』です。
Q2. では、モノは何のために持つのでしょうか?
A2. その答えは「モノは使うためにあり、使うことによって何かをなすために持つのである。」ということです。
Q3. ではあらためて、何のために整理や片づけをするのでしょうか?
A3. それは、「いつでもモノを使いやすいようにしておくため」です。
Q4. さて次に、整理と片づけをするとどんな効果や効能があるのでしょうか。
A4. それは、次の3つです。
①頭と心がスッキリする。
②気持ちが楽になる。
③人生をクリエイティブに楽しめる。
まずは、整理や片づけをすると、雑然としていたモノが文字通りわかりやすく整理され、片づいて「頭と心がスッキリ」します。
それと同時に、雑然としていた状態に対してモヤモヤしていたものがなくなり、気持ちが楽になってきます。
そして、「いつでも使いやすいようになったモノ」を使って何かを成し遂げ、人生をクリエイティブに楽しめます。
これが、「整理と片づけ」の効果・効能です。
整理と片づけの5つのキーワード
-「選んで」「しまって」「使って」「戻して」「掃除する」 -
世の中では、新聞、雑誌、テレビの特集、ムック本、書籍、ブログ、インターネットにいたるまで、その話題で持ちきりです。
なぜなのでしょう。それは、「みんなが苦手だから」です。整理や片づけが得意な人はいません。もちろん、私もそうです。
では、どうすればいいのでしょうか。私は、「選んで」「しまって」「使って」「戻して」「掃除する」の5つのキーワードでのり切りました。
これを言いかえると、「整理(選別)」「収納(格納)」「使用(利用)」「片づけ(整頓)」「掃除(メンテナンス)」です。
『整理・片づけ』のコツは、「選んで」「しまって」「使って」「戻して」「掃除する」という単純なことを、簡単な「技」や「テクニック」を使いながら、一つ一つ実行していき、最終的には「それぞれの『行動を習慣化』していくこと」です。これが、『究極奥義』です。たったこれだけです。
「モノ」とのつき合いで誰もが困っていること
あなたは、「モノ」とのつき合いで、こんなことを感じたことはありませんか?
①モノが増えて困る。
②モノが多くて部屋や家が片づかない。
③もったいなくてモノがなかなか捨てられない。
④モノの収納場所が足りない。
⑤使っていないモノが多い。
⑥使いたい時にモノが見つからない。
⑦同じモノをたくさん買ってしまう。
⑧使いこなせていないモノがたくさんある。
⑨使ったモノが元の場所に戻せない。
⑩部屋が汚い。
この中のこと、いくつも当てはまりませんか?
きっとみんなそうです。もちろん私もそうです。
これらのことに当てはまった人は、この先を読み進めてください。
社交辞令、交流会、SNS(自分⇔他人 コミュニケーション)
- みんなやっているけど… -
人間関係は量より質
人間関係は「量より質」です。
「そんなのわかってるよ」と言われるかも知れませんが、どうでしょうか。
メール、チャット、SNS、年賀状、お茶会、食事会、パーティ、つきあいランチ、買い物、映画、テレビ、ネットの話題…、本当に自分がやりたくて、楽しくて、話したくて、行きたくて、というおつきあいはどのぐらいでしょうか。
先ほど「友達は3人いればいい」とお話しましたが、極端に言えばそういうことなのです。
「相手に返事を返さなきゃ」「いいね!しなきゃ」「一緒に行かなきゃ」…、その本当の心は「めんどくさいなぁ」「うっとうしいなぁ」「どうでもいいことだよな」「なんでこんなこと…」なのです。毎日の生活の中でそういうことはありませんか?
ネット上にいくらたくさんの「お友達」がいても、「いつもつるんでいる友達」がいても、その中に「あなたが困っている時に自分のことを放り出してまであなたのために飛んできてくれる友達」、そして「ずっとそばについていてくれる友達」、「世界中があなたの敵になっても味方でいてくれる友達」は何人いるのでしょうか。どうですか。
また、「人間関係には賞味期限がある」だから「多すぎる人間関係は整理する」と考えればもっと楽になります。自分の心に問いかけてみてください。そしてぜひ、質の良い人間関係をつくってください。
理想はリアルもバーチャルもゆるいつながり、そして深いつながりがいい
現実世界のつながりも、サイバーネット上のつながりも、自由で平等、そして「ゆるくて」「楽な」つながりがいいと思います。
つまりは、ストレスがない、しばられない、強制されない、〇〇しないということ、そして、いつでも出入り自由、お互いさま、干渉しない、コントロールしないということが大前提で、「いつでも、どこでも、誰とでも、何でも、どうでも、ご自由に…」というつながりが大切だと思います。
そして、事あるごとに語り合い、励まし合い、支え合って互いに貢献し合うという深いつながりが素敵だと考えています。
無意味なつきあいをしたくない(自分→他人 コミュニケーション)
- やめたい -
人間関係はフローだと考える
薄っぺらな人間関係、中身のない虚しいつき合い、無意味なつき合いが多くて疲れる、そしてそれをやめたいけれどやめられないと思っていませんか。
人づき合いはほどほどにすること、常に見直しをすることが大切です。名刺だけの人間関係、交流会で知り合った人、SNSで出会った人などは、常に見直しをして、大切な人を見極めましょう。基本はフロー、単に数だけ増やしても空虚なだけです。それよりも一つ一つのつながりの深さを大切にしましょう。
年賀状の数を減らす
年賀状は大切なコミュニケーションでありますが、本当に必要なのはどのぐらいあるのでしょうか。年明けにすぐ会う人、いつも会っている人、よくメールや電話をする人、などの関係を十分に考えた上で減らしていきましょう。
なるべくお互いの負担や迷惑にならないようにしたいものです。そして、年賀状を出しただけで満足しないようにしましょう。
ランチは一人で行く、人とつるまない
ランチのとき、人とつき合うと、時間、場所、メニュー、金額など自分の思い通りいかないことが多くあり、そして不満が残ると気持ちがハッピーでなくなってしまいます。
自分にとってパワーをもらえて、相手にもパワーを与えられる間柄の人とだけ行くようにするとそんな不満もなくなります。
ランチは大切な時間なので、ストレスをためないように過ごしましょう。
単独行動をする
人づき合いが苦手な人は、単独行動をしましょう。
「人と関わるよりひとりの方が気楽でいい」と思うのは当然のことで、休日やアフター5、趣味の時間をひとりで楽しんだり、ごく親しい人とだけ過ごしている人も多いと思います。無理に人とつるまないで、ひとりで行動をすることを「よし」としましょう。
世界中の人に好かれようとしない
空気を読むのは大きなストレスです。いつもに周囲に気を配り、浮かないように努力をしなければならないという強迫観念やプレッシャーが生み出しているのです。
つまり、人に嫌われたくないという思いが根底にあるのです。そしてその言動や行動は、しばしば裏目に出ることも多く、さらにストレスとなります。
結局何をやっても好かれるときは好かれるし、嫌われるときは嫌われるのです。
「全人類に好かれよう」などと大それたことを考えず、他人に媚びたりへつらったりすることのない「ありのままの自分」でいれば、自然と「ありのままの自分」を受け入れてくれる人だけが周りに残るのです。つまり、自分を偽らなくても自然体で他人とつき合うことができるので、無駄なストレスを感じることもなくなるのです。
不本意なつきあいをしたくない(他人→自分 コミュニケーション)
- 誘われるけど… -
つき合いを悪くしてもいい
つき合いを悪くしても誰も何も思いません。ただ「そういう人」と思われるだけです。こちらがつき合いたくもない人と時間を無駄にするのであれば、一瞬だけ心を奮い立たせて断りましょう。
きっぱり断る
不本意なつき合いが多い、相手に振りまわされて困る、自分が嫌なことをさせられると感じているのであれば、NOと言うこと、そして断ることです。
行きたくないところ、やりたくないこと、言いたくないことなどはきっぱり断り、相手に振りまわされないようにしましょう。
相手はこちらが断らない、つまり「NOと言わないこと」により「それはYESである」と判断しています。決してこちらが「嫌がっている」「困っている」「迷惑している」とは思っていないので、そういう人に振り回されないようにはっきりと「NO」と言いましょう。
嫌なことは「嫌」と言う
嫌なことを無理して引き受けると、自分も嫌ですし、「やらされ感」で何でも人のせいにしてしまうことになります。
そのとき一瞬だけ嫌な気持ちになってもはっきりと「嫌」と言いましょう。そうすればストレスはたまりません。
感情や行動を他人に左右されない
「感情や行動を他人に左右されたくない」と思ったら、「距離を置くこと」です。
とにかく他人と距離を置き、その場所からも離れ、「自分にとって今一番大切なことは何か」について考えることです。
そのまま関わり続けると、必ず影響を受けてしまうので気をつけましょう。